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ブックマーク / bijutsutecho.com (17)

  • ドガの傑作を含む76点が初来日。「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催

    ドガの傑作を含む76点が初来日。「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催9000点以上にもおよぶバレル・コレクションの中から、西洋近代絵画に焦点を当てた73点の作品を中心に全80点が集まる展覧会がBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は4月27日〜6月30日。 エドガー・ドガ リハーサル 1874頃 キャンバスに油彩 © CSG CIC Glasgow Museums Collection 産業革命期にイギリス随一の海港都市として栄えた、グラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレル(1861〜1958)。バレルは古今東西の様々なジャンルの芸術作品を集めてコレクションを築き、1944年にグラスゴー市に寄贈した。その後、同市には美術館「バレル・コレクション」が設立、一般公開されている。(現在改修工事のため閉館) 展「印象派への

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  • いつでも変わることができる。霧のアーティスト・中谷芙二子が「霧の抵抗」で伝えたいこと

    いつでも変わることができる。霧のアーティスト・中谷芙二子が「霧の抵抗」で伝えたいこと1970年代より純粋な水霧を用いた環境彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを手がけ、「霧のアーティスト」として世界的に活動してきた中谷芙二子。その日初となる大規模個展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで10月27日に開幕。「抵抗」が大きなキーワードとなる展をレポートでお届けする。 展示風景より、中谷芙二子《崩壊》(2018) 「霧のアーティスト」として世界的に知られる中谷芙二子は1933年札幌生まれ。アメリカのノースウェスタン大学美術科を卒業後、初期の絵画制作を経て、芸術と技術の協働を推進する実験グループ「E.A.T」に参加。その活動の一環として1970年の大阪万博ペプシ館で、初めての人工霧による「霧の彫刻」を発表してきた。また、1970年代から社会を鋭く見つめるビデオ作品の制作や、海外作家との交流

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  • 民藝で生の感動を。深澤直人ディレクション「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が21_21 DESIGN SIGHTで開幕

    民藝で生の感動を。深澤直人ディレクション「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が21_21 DESIGN SIGHTで開幕プロダクトデザイナーであり、日民藝館館長を務める深澤直人のディレクションのもと、同館のコレクションを中心に新旧様々な民藝品約100点をピックアップして紹介する展覧会「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が東京・六木の21_21 DESIGN SIGHTでスタート。その内容をレポートでお届けする。 展示風景より 民衆の用いる日常品の美に着目した柳宗悦(1889〜1961)によって1925年に名付けられた、無名の職人たちによる民衆的工芸「民藝」。民藝の特徴でもある風土や風習を生かしたものづくりは、世代を超えて受け継がれていくなかで、素材、色、工程、用途、かたちなどの独自性が際立ち、革新的で衝動的な、枠にとらわれない創意

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  • ニコラ・ビュフがGINZA SIXを彩る。全長14メートルの巨大作品が登場

    ニコラ・ビュフがGINZA SIXを彩る。全長14メートルの巨大作品が登場GINZA SIXの巨大な吹き抜け空間がクリスマスにあわせて展示替えされた。今回のアートを手がけるのはニコラ・ビュフ。「GINZA SIX CHRISTMAS 2018 “Fantastic Gift” 〜『冬の王国』と『夏の王国』の物語〜」と題し、吹き抜け以外にも全館の様々なエリアでクリスマスの演出が展開されている。 2017年春の開館以来、草間彌生、ダニエル・ビュレンといった国際的なアーティストがその吹き抜け空間を演出してきた東京・銀座のGINZA SIX。その第3弾となる、ニコラ・ビュフの巨大作品が11月12日にお披露目された。 1978年、フランス・パリに生まれたニコラ・ビュフは、現在東京を拠点に活動する現代美術家。日では、14年に原美術館で個展「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」を開催したほかコム・デ・ギ

    ニコラ・ビュフがGINZA SIXを彩る。全長14メートルの巨大作品が登場
  • ムンク美術館の《叫び》が初来日。100パーセントムンク作品で構成された「ムンク展—共鳴する魂の叫び」、東京都美術館で開幕

    ムンク美術館の《叫び》が初来日。100パーセントムンク作品で構成された「ムンク展—共鳴する魂の叫び」、東京都美術館で開幕ノルウェーを代表する画家、エドヴァルド・ムンク。その代表作を一堂に公開する回顧展「ムンク展—共鳴する魂の叫び」が東京都美術館で開幕した。100パーセントムンク作品で構成される展では、約100点(油彩は60点以上)の作品が一堂に紹介されている。(掲載作品はすべてオスロ市立ムンク美術館蔵 All Photographs ©︎Munchmuseet) 会場風景より《叫び》(1910?)、《絶望》(1894) 《叫び》で広く知られるノルウェーを代表する画家、エドヴァルド・ムンク(1863〜1944)。その人生を回顧する大規模展「ムンク展—鳴する魂の叫び」が、東京都美術館で開幕した。 2013年頃から開催の準備が進められてきたという展は、オスロ市立ムンク美術館が所蔵するムンク作

    ムンク美術館の《叫び》が初来日。100パーセントムンク作品で構成された「ムンク展—共鳴する魂の叫び」、東京都美術館で開幕
  • アニッシュ・カプーアの 世界初公開作品を別府で体感する。 「in BEPPU」の続報が発表

    アニッシュ・カプーアの 世界初公開作品を別府で体感する。 「in BEPPU」の続報が発表大分県全域で10月6日〜11月25日に開催される国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭「おおいた大茶会」のメインのプロジェクトである「アニッシュ・カプーア in BEPPU」の続報が発表された。今回は世界初公開となるパビリオンをはじめ、日未公開のカプーアの代表作などが展示される。 アニッシュ・カプーア リヴァイアサン 2011 Leviathan, 2011 Monumenta 2011, Grand Palais, Paris Photo by Dave Morgan  © Anish Kapoor, 2018 「in BEPPU」は、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」(2009年から計3回開催、15年に完結)の後継企画として16年始動したプロジェクト。毎年、国際的に活動しているアーティスト

    アニッシュ・カプーアの 世界初公開作品を別府で体感する。 「in BEPPU」の続報が発表
    hiromi-yoneda
    hiromi-yoneda 2018/11/13
    めっちゃいきたー
  • バンコクの現状をアートで伝える。ワンタニー・シリパッタナーナンタクーンの個展を長谷川新がレビュー

    バンコクの現状をアートで伝える。ワンタニー・シリパッタナーナンタクーンの個展を長谷川新がレビュータイ・バンコクにあるギャラリーVERで同地を拠点に活動するアーティスト、ワンタニー・シリパッタナーナンタクーンの個展「THE BROKEN LADDER」が行われた。タイの社会情勢を反映した作品を手がけるシリパッタナーナンタクーンが展で主題としたのは家や土地。展をインディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。 文=長谷川新 「THE BROKEN LADDER」展よりワンタニー・シリパッタナーナンタクーン《The Reckoning》(2018) 「壊れた梯子」がつなぐもの 「THE BROKEN LADDER」展 長谷川新 評 シラパコーン大学ワンタープラ・キャンパスが無期限閉鎖され、4つの学部―絵画・彫刻・グラフィック、建築、考古学、装飾芸術―は散り散りになった。「無期限」と

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  • キース・ヘリング生誕60年の特別展、表参道で開幕。世界初公開の秘蔵写真も展示

    キース・ヘリング生誕60年の特別展、表参道で開幕。世界初公開の秘蔵写真も展示 20世紀アメリカを代表するアーティスト、キース・ヘリング。その生誕60年を記念した特別展「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」が表参道ヒルズのスペース オーで8月9日よりスタート。その見どころをお届けする。 会場風景 1988年にエイズと診断され、その2年後に31歳という若さでその短い人生を終えた、キース・ヘリング。アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアなどと同様に、80年代のアメリカ美術を代表するアーティストとして、その名前はいまなお美術史に燦然と輝いている。 キース・ヘリング生誕60年にあたる年、その活動を概観する特別展「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」が東京・表参道ヒルズでスタートする。 会場風景 展は「Pop

    キース・ヘリング生誕60年の特別展、表参道で開幕。世界初公開の秘蔵写真も展示
  • アール・デコとエキゾティシズムの出会い。東京都庭園美術館で「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」が開催

    アール・デコとエキゾティシズムの出会い。東京都庭園美術館で「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」が開催アール・デコの多様なイメージソースを探る展覧会「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」が東京都庭園美術館で開催される。当時のあらゆる分野において美意識や造形に大きな影響を与えた「エキゾティシズム」をテーマとし、アール・デコの知られざる魅力を紹介。会期は2018年10月6日〜 2019年1月14日。 ルイ・ブーケ 黒いアフリカ 1931 Ville de Boulogne-Billancourt, Musée des Années 30 © Musées de la Ville de Boulogne-Billancourt Photo : Philippe Fuzeau 直線と立体を合わせた構成と幾何学的模様の装飾を特徴とし、1910年代から30年代にかけ

    アール・デコとエキゾティシズムの出会い。東京都庭園美術館で「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」が開催
  • 死の研究所・DeathLABが、都市における「死」の未来を提示する。金沢21世紀美術館で展覧会が開催中

    死の研究所・DeathLABが、都市における「死」の未来を提示する。金沢21世紀美術館で展覧会が開催中都市の「死」をテーマにした展示「lab.3DeathLAB:死を民主化せよ」が、金沢21世紀美術館 デザインギャラリーにて開催されている。会期は7月7日~2019年3月24日。 DeathLAB Constellation Park 2014 © LATENT Productions and Columbia GSAPP DeathLAB 人口集中とそれに伴う深刻な墓地不足、少子高齢化、無宗教を支持する人の増加、火葬の二酸化炭素排出による環境負荷といった、都市における「死」をめぐる問題をテーマにした展覧会「DeathLAB:死を民主化せよ」が、金沢21世紀美術館で開催中だ。 環境、時間、空間といった街の多種多様な制約に対応できる「死」の未来を、宗教学や建築学、地球環境工学、生物学などを横断

    死の研究所・DeathLABが、都市における「死」の未来を提示する。金沢21世紀美術館で展覧会が開催中
  • 待望の「クリムト展」が2019年春に東京都美術館で開催。過去最大級となる油彩画の展示でその官能的な世界に迫る

    待望の「クリムト展」が2019年春に東京都美術館で開催。過去最大級となる油彩画の展示でその官能的な世界に迫るウィーン世紀末を代表する画家であるグスタフ・クリムトの展覧会「クリムト展 ウィーンと日 1900」が2019年4月23日から7月10日まで上野・東京都美術館で、その後7月23日から10月14日の会期で豊田市美術館にて開催されることが発表された。展覧会には日の展覧会としては過去最大級となる油彩画約20点などが集結するという。 グスタフ・クリムト ユディトⅠ 1901 ウィーン、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館蔵 © Belvedere, Vienna, Photo: Johannes Stoll 甘美で妖艶かつ華やかな装飾性をもちながらも、死の気配をも感じさせる作風で知られるグスタフ・クリムト(1862〜1918)。そんなクリムトの没後100年を記念し、上野・東京都美術館と愛知・

    待望の「クリムト展」が2019年春に東京都美術館で開催。過去最大級となる油彩画の展示でその官能的な世界に迫る
  • デュシャンと日本美術を比べてみると? 世界初の試み「マルセル・デュシャンと日本美術」が東京国立博物館で開催

    デュシャンと日美術を比べてみると? 世界初の試み「マルセル・デュシャンと日美術」が東京国立博物館で開催20世紀の美術にもっとも影響を与えた芸術家マルセル・デュシャンと日美術を比べる展覧会が東京国立博物館で開催される。デュシャンの代表作を紹介するとともに、日美術に対する新たな価値観を提案するという世界ではじめての試み。会期は2018年10月2日~12月9日。 左―マルセル・デュシャン 泉 1917/1950 Philadelphia Museum of Art. 125th Anniversary Acquisition. Gift (by exchange) of Mrs. Herbert Cameron Morris, 1998 ©Association Marcel Duchamp / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1311 右―伝 千

    デュシャンと日本美術を比べてみると? 世界初の試み「マルセル・デュシャンと日本美術」が東京国立博物館で開催
  • 日本史上最大の「フェルメール展」が18年10月に開催決定。全35点のうち8点が来日へ

    史上最大の「フェルメール展」が18年10月に開催決定。全35点のうち8点が来日へ17世紀のオランダ絵画黄金期を代表する画家の一人、ヨハネス・フェルメール。日では過去最大となる展覧会が、2018年から19年にかけ上野の森美術館で開催されることが発表された。同展には日初公開の作品も含まれる。 ヨハネス・フェルメール 牛乳を注ぐ女 1660頃 アムステルダム国立美術館蔵 Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1908 ©Rijksmuseum, Amsterdam 《真珠の耳飾りの少女》(1665年頃)をはじめ、《牛乳を注ぐ女》(1660年頃)、《デルフト眺望》(1660〜61年頃)などの作品で広く知られるオランダの画家、ヨハネス・フェルメール(1632〜1675)。 1995〜96年にワシントン・ナショナル・ギャ

    日本史上最大の「フェルメール展」が18年10月に開催決定。全35点のうち8点が来日へ
  • 科学で説明できないフィクション。 ダニエル・アーシャム展が 都内2ヶ所で同時開催

    科学で説明できないフィクション。 ダニエル・アーシャム展が 都内2ヶ所で同時開催東京・渋谷のNANZUKAで、ダニエル・アーシャム展「アーキテクチャー・アノマリーズ (Architecture Anomalies)」が開催。元来の科学的常識では説明できない逸脱現象を用いた新作が並ぶ。また展は、ペロタン東京での「カラー・シャドウ (COLOR SHADOWS)」との同時開催展となる。会期は5月23日〜6月30日。 © Daniel Arsham Courtesy of NANZUKA ダニエル・アーシャムは1980年アメリカのオハイオ州生まれの美術家。現在はニューヨークを拠点に活動をしている。アーシャムの作品は、「Fictional Archeology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づいており、その表現は立体、ペインティング、インスタレーション、そしてパフォーマンスな

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  • 俵屋宗達から田中一光まで。琳派のデザイン性に迫り、現代への継承をとらえる展覧会が山種美術館で開幕

    俵屋宗達から田中一光まで。琳派のデザイン性に迫り、現代への継承をとらえる展覧会が山種美術館で開幕2018年は江戸へ琳派を根付かせた酒井抱一の没後190年、およびその弟子である鈴木其一の没後160年を迎える年だ。それを記念して、東京・広尾の山種美術館では琳派の伝統をたどる特別展「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」を2018年5月15日から7月8日まで開催。17世紀の俵屋宗達から20世紀の田中一光まで、デザイン性豊かな琳派のスタイルの系譜を探る展。その見どころをお届けする。 展示風景より 手前が伝 俵屋宗達 槙楓図 17世紀(江戸時代) 山種美術館蔵 琳派とは、江戸時代の俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一を軸に、主題表現やスタイルを発展的に継承した芸術家たちのこと。流派は通常、血縁関係や師弟間で受け継がれるが、琳派は間接的に先人を学に慕う私淑による結びつきによって広まった。実際に、16〜17世紀の

    俵屋宗達から田中一光まで。琳派のデザイン性に迫り、現代への継承をとらえる展覧会が山種美術館で開幕
  • 今年のテーマは「カトリック」。 宗教とファッションを読み解く展覧会、メトロポリタン美術館で開幕

    今年のテーマは「カトリック」。 宗教とファッションを読み解く展覧会、メトロポリタン美術館で開幕アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で、年に一度開催される服飾部門による展覧会が2018年5月10日に開幕した。タイトルは「天国の身体:ファッションとカトリックのイマジネーション」。ガラ・パーティーでの各国セレブリティたちによる華々しい宗教画モチーフのドレスアップも話題になった今年。その展覧会の内容とは? 展示風景より Gallery View, Medieval Sculpture Hall. Image: © The Metropolitan Museum of Art メトロポリタン美術館の服飾部門による2018年の企画展「Heavenly Bodies:Fashion and the Catholic Imagination(天国の身体:ファッションとカトリックのイマジネーション)

    今年のテーマは「カトリック」。 宗教とファッションを読み解く展覧会、メトロポリタン美術館で開幕
  • ブルーノ・ムナーリって、何者? 学芸員に聞く、ユーモアを忘れない マルチ・アーティストの創作の裏側

    ブルーノ・ムナーリって、何者? 学芸員に聞く、ユーモアを忘れない マルチ・アーティストの創作の裏側芸術家、絵作家、デザイナー…様々な分野で多くの作品を残したブルーノ・ムナーリ。その多才なムナーリの仕事を一望できる展覧会「ブルーノ・ムナーリ 子どもの心をもちつづけるということ」が、神奈川県立近代美術館で開催中だ。ブルーノ・ムナーリとはいったい何者か?その創造の裏側と魅力、そして展覧会の見どころについて、担当学芸員の髙嶋雄一郎に話を聞いた。 展示風景より 撮影=永禮賢 ——展は、ブルーノ・ムナーリの全生涯にわたっての作品を見ることができる展覧会ということで、まずはその内容について教えてください。 構成としては、一部例外もありますが、年代を追っていく内容になっています。ムナーリの仕事は膨大な量なので、これだけではムナーリの全貌にはなってはいません。でもその一端をご覧いただけるという意味では、

    ブルーノ・ムナーリって、何者? 学芸員に聞く、ユーモアを忘れない マルチ・アーティストの創作の裏側
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