福島署の取調室で事情聴取中だった男性が死亡していたことが2日、分かった。同署は、男性が暴れ出したため署員3人で取り押さえたとしている。男性の身元確認を急ぐとともに、死因を調べている。 同署によると、1日午後9時20分ごろ、福島市須川町の八木田橋で歩道にしゃがみ込んでいる40代ぐらいの男性を警察官が発見。職務質問した際、意味不明な言動をしたため任意同行した。 その後の事情聴取中に男性が大声を上げ、机をけるなどして暴れ出し、署員3人が男性の肩と足を床に押さえつけた。男性は突然意識不明となり、搬送先の病院で死亡が確認された。 福島署の青田勝則副署長は「死因が明らかになるまでコメントは控えたい」と話している。