自動車メーカーの「SUBARU」は、群馬県内の工場で、勤務中の従業員が亡くなる事故が起き、この工場をはじめ3つの工場の稼働を停止していることを明らかにしました。遺族や従業員の心情に配慮するほか、安全確認を進めるためだとしています。 SUBARUによりますと、今月13日の夕方、群馬県にある完成車を製造する矢島工場で、勤務中の従業員1人が亡くなる事故が起きたということです。 これを受けて、会社は、矢島工場のほか、いずれも群馬県にある完成車を製造する本工場とエンジンなどを製造する大泉工場の合わせて3つの工場について、事故のあと、稼働を停止していることを明らかにしました。 理由については、遺族や従業員の心情に配慮するほか、再び事故が起きないよう安全確認を進めるためだとしていて、会社によりますと現時点で再開の時期は未定だということです。
スバルが世界向けに発売する初のEV「ソルテラ」の発表会で、近年のスバル車の代表的な機能である先進運転支援システム(ADAS)「アイサイト」が非搭載になった理由を問われた開発責任者の小野大輔氏はこう語った。車両全体を制御する電子プラットフォームと、アイサイトの通信系統のつなぎ合わせが間に合わなかったという。 アイサイトの代わりにソルテラに搭載したのはトヨタのADASだ。その結果、ソルテラとその兄弟車であるトヨタの「bZ4X」は、カタログ上のスペックはほとんど変わらないものとなった。外観や内外装、“乗り味”に影響する走りのセッティングなどに違いがあるとスバルは説明するが、一般の消費者にとって目立つ違いはほとんどない。
SUBARU(スバル)が先進運転支援システム(ADAS)を刷新する。「新世代アイサイト」と名付けた改良版の最大の驚きは、中核を担うステレオカメラをはじめとする主要部品を根本的に見直した点だ。これまで20年近くアイサイトの進化を支えてきた日立オートモティブシステムズ(以下、日立オートモティブ)やルネサスエレクトロニクス(以下、ルネサス)の日本勢から、海外の大手部品メーカーに乗り換えた。 スバルは、2020年末に納車を開始する予定の新型ステーションワゴン「レヴォーグ」から新世代アイサイトの搭載を始める(図1)。新世代品で目指したのは、(1)交差点での衝突など事故を回避できるシチュエーションを増やすことと、(2)高速道路での運転支援の拡大――の2つである。 「もちろん相当悩んだ。それでも、交差点事故への対応と高速道路での高度な運転支援を両立させるためには、ステレオカメラをゼロから見直す必要があっ
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