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ブックマーク / seseragi-mentalclinic.com (7)

  • 燃え尽き症候群を克服するための治療法・対処法

    何かを精力的に一生懸命頑張っていた人が、ある日「燃え尽きる」ようにやる気がなくなり、動けなくなってしまう。このような状態を「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」と呼びます。 燃え尽き症候群は精神疾患として明確に定義されているものではなく、治療法なども確立されたものはありません。 しかし燃え尽き症候群に該当するような方は少なくないため、その治療法を間違えないように気を付けなければいけません。燃え尽き症候群の症状を表面的にだけ把握し、うつ病として薬物療法だけを行ってしまうようなケースもありますが、これでは治療が上手くいくはずもありません。 燃え尽き症候群は、燃え尽きてしまった経過が一番重要であり、そこにアプローチをしない事には根の解決ははかれないからです。 今日は燃え尽き症候群の克服法・治療法などについて紹介します。 1.燃え尽き症候群のジレンマを理解する 燃え尽き症候群の治療をする

    燃え尽き症候群を克服するための治療法・対処法
    hiroomi
    hiroomi 2018/07/27
    ”燃え尽き症候群の治療・克服において一番大切なのは「ほどほど」「無理のないライン」というのを自分の中で見つけることになります。”トヨタの言葉を借りれば、自工程完結ってところだろうか。
  • アダルトチルドレン(AC)とは

    アダルトチルドレン(AC:Adult Children)は、最近よく知られるようになってきた用語です。 メディアでも取り上げられる事が増えているため、それを観た患者さんから「自分もアダルトチルドレンだと思う」と相談されることが最近増えてきました。 しかし中にはアダルトチルドレンの意味を誤解している方もいます。 この「アダルトチルドレン」って一体どんな状態の人を指すのでしょうか。 今日のコラムではアダルトチルドレンについて、その定義や問題点、治療などについてお話します。 1.アダルトチルドレンとは何か アダルトチルドレンとは、機能不全家庭で育ったことにより、成人してからもこころに傷を抱えている人のことを指します。 「機能不全家庭」とは、正常な機能を果たしていない家庭のことです。 私たちは子供時代、家庭を通して生きていくために必要な多くのことを学びます。 親から守られることで安心を感じ、安定し

    アダルトチルドレン(AC)とは
    hiroomi
    hiroomi 2017/05/24
    "今まで親に合わせて、自分の意見や主張を持たずに生きてきた自分から、自分の意志で生きていけるように主体性を得ることです。"
  • 心配性が生じる心理と心配症を克服するために大切な7つの考え方

    世の中には様々な性格の人がいます。 性格に優劣はなく、どのような性格の方もそれぞれに一長一短があり、良い面もあれば良くない面もあります。「この性格の人は優れている」「この性格の人は劣っている」と一概に言えるものではありません。 しかし性格のかたよりが極端すぎる場合、人が苦しむ事になったり周囲とトラブルになってしまいやすくなるという事は多いようです。 精神科領域で言うと、患者さんから良く相談される性格に「心配性」があります。 「心配性ってどうすれば治りますか」 「心配性な自分が嫌いなんです」 このように、みなさん心配性を悪い性格だと考えているようです。 しかし心配性という性格も他の性格と同じで、良くない面も確かにありますが良い面だってあります。 心配性で悩んでいる方は「心配性である自分をすべて変えたい」と考えてしまう傾向がありますが、心配性の全てを否定してはいけません。自分の心配性にはどん

    心配性が生じる心理と心配症を克服するために大切な7つの考え方
  • レジリエンスを高めるトレーニングで大切な5つのポイント

    レジリエンス(Resilience)とは、精神的な回復力・防御力という意味として、近年メンタルヘルス領域で注目されている言葉です。 ストレスを受けた時に、落ち込みやすい(防御力が低い)、なかなか立ち直れない(回復力が低い)という方は、「レジリエンスが低い」という事ができます。このような方は、レジリエンスを高めれば精神的なストレスを受けた時にこころにダメージを受けにくくなり、精神疾患にもかかりにくくなります。また精神疾患にかかってしまっても、早く病気を治すことができます。 以前は、レジリエンスは生まれつきの能力であり高めることは出来ないと考えられていました。しかし現在では、適切なトレーニングを受ければレジリエンスは誰でも高める事が出来る事が分かっています。 レジリエンスを高めるために大切なポイントについて紹介します。 1.レジリエンスは高めることが出来るのか 以前は、レジリエンスはトレーニン

    レジリエンスを高めるトレーニングで大切な5つのポイント
    hiroomi
    hiroomi 2016/10/21
    その人の考え方や自己評価、周囲の環境などを適切に修正していけば、レジリエンスはかなり高める事が可
  • うつ病の治療法、行動活性化療法とは?

    うつ病の治療というと、抗うつ剤などの薬物療法を思い浮かべる方は多いでしょう。 しかし、うつ病の治療法には薬物以外の方法もあります。代表的なのは、患者さんにお話してもらう中で心理的側面にアプローチしていく精神療法(カウンセリングなど)ですが、それ以外にも日常生活の中で前向きになるような生活習慣・行動に変えていくといった方法も有効です。 行動活性化療法という治療法があります。これは1970年代にうつ病に対する治療法として提唱された方法なのですが、当時はあまり流行らず最近になって見直されてきた治療法です。 行動活性化療法は、「行動」に焦点を当て、自分にとって精神が安定するような行動を探し、それを増やしていくことでうつ病の改善を目指します。 今日は、薬物以外のうつ病治療として行動活性化療法という治療法を紹介させていただきます。 1.行動活性化療法はどんな治療法なのか 行動活性化療法(BA:Beha

    うつ病の治療法、行動活性化療法とは?
    hiroomi
    hiroomi 2016/08/14
    “行動活性化療法(BA:Behavioral Activation)は、1970年代より提唱されているうつ病の治療法です。”
  • 過呼吸・過換気症候群が生じたときの3つの対処法とあやまった対処法

    過呼吸症候群(過換気症候群)は、強い不安・恐怖・緊張などの精神的ストレスをきっかけに、過呼吸が誘発されてしまう症候群です。 過呼吸は通常30分~1時間ほどで自然と改善し、後遺症を残すこともありません。そのため結果として見れば予後良好な疾患ではあります。しかし、発作中は非常に苦しく「このまま死んでしまうのではないか」という非常に強い恐怖に襲われます。結果としては予後は良い疾患ではありますが、発作の恐怖は軽視できるものではなく、過呼吸は軽く扱ってよいものではありません。 過呼吸を一度起こしてしまうと、「また過呼吸が起こったらどうしよう」という恐怖を抱えながら毎日を過ごす事になります。するとその不安・恐怖で過呼吸が誘発されてしまうという悪循環に陥ることもあります。 しかし過呼吸は、正しい対処法を知っていれば過剰に恐れる必要はありません。正しい対処法が出来るようになれば、「過呼吸が起こっても大丈夫

    過呼吸・過換気症候群が生じたときの3つの対処法とあやまった対処法
    hiroomi
    hiroomi 2016/05/11
  • 精神科・心療内科における「休む(休養)」の本当の意味

    精神疾患は、症状を改善させるために「安静」「休むこと」が必要になります。 「うつ病の治療で大切なのは休養です」 「こころを安定させるためには休むことが何より大切です」 など、精神科医から指導されたことがある方もいらっしゃるでしょう。 こころが疲弊しすぎてしまって精神疾患が発症することは多いため、精神科治療において安静・休養な重要な治療法の一つとなります。 しかし、精神科における「休むこと」の意味を患者さんがしっかりと理解できているのかというと、必ずしもそうでないことを感じます。 「休む」という言葉の意味を知らない方はいないでしょう。そのため「休む」という治療法に対して深く説明されることは少ないものです。しかし精神科における「休む」は、身体疾患における「休む」とは少し異なります。 精神症状を改善させるための正しい休み方をしないと、せっかく休んでいるのに病気の改善が遅くなってしまうこともありま

    精神科・心療内科における「休む(休養)」の本当の意味
    hiroomi
    hiroomi 2015/07/01
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