開始:20071216、完了:20071216 「時間をかけても確実に「改善力のある人」を育てる。」とあるが、まさにその結果が今のトヨタを支えているのだと思う。自分がいなくなったとしても企業がきちんとまわるようにする、そしてそれをどれだけ長期で考えられるかが、経営者のあるべき姿ではないか。本書は、トヨタの大野耐一氏の弟子が大野さんの言動に触れながらその思想を解説する内容だ。以下、気になった言葉。大野耐一の鬼十訓。1.君はコストだ。まず無駄を削れ。それなくして能力は展開できない。2.始めたらねばれ。できるまでやめるな。中途半端はクセになる。3.困れ。困らせろ。安易を好む人と決定的な能力格差がつく。4.ライバルは君より優秀だ。すなわち君は「今」始めることでのみ勝てる。5.仕事に痕跡を刻め。十割命じられても十一割めを自前の知恵でやれ。6.平伏させず心服させろ。そjのためにはだれより長い目で人を見