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ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (3)

  • 小野善康『成熟社会の経済学』の紹介その1 - hiroyukikojima’s blog

    小野善康さんの新著『成熟社会の経済学』岩波新書が出た。出てすぐに一度読み、今、二度目を読んでいるところだ。このは、是非、多くの人に読んでもらいたいので、何回かに分けて紹介したいと思う。 成熟社会の経済学――長期不況をどう克服するか (岩波新書) 作者: 小野善康出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/01/21メディア: 新書購入: 15人 クリック: 311回この商品を含むブログ (31件) を見るこのは、ずばり、「小野善康、国民の疑問すべてに答える」、というものだといっていい。小野さんは、菅直人氏が総理だったときに、経済政策のブレインとして起用され、話題となった。そのとき、小野さんの提案する政策に対して、マスコミや国民から多くの疑問が巻き起こった。かくいうぼくも朝日新聞に論説を寄稿し、小野さんの理論に賛同しながらもいくつかの疑問を投げかけた一人だった。中には、罵詈雑言や際物

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    hiroomi
    hiroomi 2017/06/02
  • 経済学者がこぞって読むべき物理の本 - hiroyukikojima’s blog

    今回は、久々に物理学のの紹介をしようと思う。紹介するのは、田崎晴明『統計力学I』培風館だ。このの元となる原稿は、かなり前に入手していた。ぼくが、田崎さんにぼくの経済学の教科書を献したら、田崎さんが、お礼に(しかえしに)TeXで作った原稿を製した分厚い冊子をプレゼントして下さった(送りつけてきた)のである。そのときは、ざっと斜め見しただけだったのだけど、今年に入って、(前半だけ)真面目に読んでみたのだ。 統計力学(1) (新物理学シリーズ) [ 田崎晴明 ] ジャンル: ・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 物理学ショップ: 楽天ブックス価格: 3,672円なぜ今頃読んだか、というと、それは経済学的なモチベーションからなのだ。 経済学では、「ミクロとマクロがいったいどうつながっているのか」というのは、いまだに解決されていない難題であり、突破口を見つけなければならない課題である

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    hiroomi
    hiroomi 2017/02/20
  • 統計学の面白さはどこにあるか - hiroyukikojimaの日記

    先日、とあるパーティで、統計学者の松原望先生と会った。 松原望先生は、早期からベイズ統計学の重要性を世にアピールしてきた先駆者である。ぼくは、経済学部の大学院在学時に、選択科目ではあったが、松原望先生の「ベイズ統計学」という講義を受け、そこでベイズ理論の指南をしていただいた。ぼくは『確率的発想法』NHKブックスや『使える!確率的思考』ちくま新書の中で、ベイズ理論を紹介していて、それが多くの読者にウケて、この二冊はセールス的にも良い実績を出しているのだけど、正直言ってここに書いてあることの多くは、松原望先生の講義の受け売りである。そういう意味では、下品ないいかたになるが、大学院の数ある講義の中で最も「金に換えることのできた」講義が先生の講義だった、ということになる。 そのときは、放送大学の教材であった『統計的決定』というを教科書に使った。これがめちゃくちゃいいで、今でもベイズ統計学に関し

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    hiroomi
    hiroomi 2012/08/18
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