承認フローの「独裁化」を見直し、会社全体の効率化へ 今回は、前回に引き続いてBPR(ビジネス・プロセスリエンジニアリング)を用いた業務改善策をご紹介いたします。 業務改善をする際、詳細な業務フローの作成は欠かせない作業です。当社では、業務改善の際は、まず業務フローをお客様と協力して作成し、あるべき姿を議論し、標準化/共通化を図っていく上での課題を明確にしていきます。 その代表的な課題が、承認者の集中「独裁化」です。 あるべきフローが、業務が滞らせてしまうおかしな現象=「独裁化」 承認者の集中「独裁化」とは、例えば、残業申請から個人情報変更申請、評価、出張等あらゆる業務において、人事部長の最終決裁を必要とするフローになっているケースなどで、まさに全ての業務を掌握した「独裁者」のような状況のことを指します。 勿論、本物の独裁者と違って、こちらの「独裁者」は多忙かつ大変です。企業規模が大きいと、
![管理職への承認フロー集中をBPR~業務改善で効率化](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a0b43c93994a8fdfb9c13e0dedb05dda82442b20/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.leggenda.co.jp%2Fimg%2Fp-ogp.png)