困難な状況の中で、それでも立ち上がる人たちが備えている三つの能力について。 現実を直視する能力 楽観主義者だと失望を繰り返すばかりになってしまう。現実を受け止め、向き合う強さ。 現在の状況に意味を見出す能力 困難な状況下においても捨て鉢にならず、人生に意味を見出すことができる価値観と信念。 手近にあるもので間に合わせる能力 プリコラージュ。混乱の中でも、手元の材料をもとに可能性を見出せる想像力。 (DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2011年5月号「『再起力』とは何か」) 再起力(Relilience)、という考え方があるんですね。 なかで、プリコラージュに関連して、それが派生するのは「規律と制約の下」というのが興味深い(クリエイティビティの場合にもそれはあてはまる)。引用します。 (前略、カール・E・)ワイクは組織行動学で最も権威のある学者の一人であり、次のように書いている。