イギリスの家には、たいてい二つのガーデンがあります。玄関先にあるのがフロント・ガーデン。最近ではレンガやコンクリートを敷き詰めて車が乗り入れられるようにしてある家も増えてきましたが、花壇のある庭もまだまだ健在です。そこには、球根花、宿根草、一年草がとりどりに植えられていて、シーズンごとの花が咲く様子から季節の移り変わりを知ることができます。 また、春から秋まではドアのそばにハンギング・バスケットが飾ってあるお宅も多くあります。バスケットからこぼれ咲く花々は「welcome」と、ゲストをあたたかく迎えるシンボルのようにも思えます。 通りを行き交う人の目に触れるフロント・ガーデンですから、どこの家でも手入れが行き届いているのが普通。観光でイギリスを訪れた方たちは、こうした前庭を見て「さすがガーデニング好きのお国柄」などと感心することでしょう。 でも、イギリス人が自慢する本当のガーデンは、家の奥
In November 2023, the National Garden Scheme announced donations of £3,403,960 to our beneficiary charities – find out more here Plan your 2024 garden visits! With all our 2024 garden openings now available on-line it’s the perfect time to browse the beautiful portfolio of over 3,500 gardens and to plan your visits in the year ahead. Browse by location or garden name, refine by date, or select fil
近年、日本でもよく聞かれるようになった「オープンガーデン」。発祥の地は、園芸大国イギリスです。手塩にかけた自分の庭を、ベストシーズンに公開して来訪者に喜んでもらい、そこで得た入園料やお茶の代金を、困っている人のために寄付する。英国のオープンガーデンは、チャリティー活動の資金集めの一つの手段として、広く行われています。庭好きの多い英国だからこそ生まれた、人助けの楽しい仕組みをご紹介しましょう。 英国ナショナル・ガーデン・スキームの物語 The Story of the National Garden Scheme Arundel & Ladbroke Gardens 英国でオープンガーデンを始め、広めたのは、ナショナル・ガーデン・スキームという慈善団体です。 ことの始まりは1926年。当時、まだ今ほど一般的ではなかった、看護師という職業を支援する団体が、その育成と、引退した看護師の生活支援を
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