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ブックマーク / www.riabou.net (22)

  • 「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」と被災者に聞いてみたページがすごい - リアリズムと防衛を学ぶ

    「一日前プロジェクト」をご存知でしょうか。たいへんいい企画だと思うので、ご紹介させて頂きます。「一日前プロジェクト」は地震、津波、豪雨などさまざまな災害に遭った方々に「もし災害の一日前に戻れるとしたら?」と聞いて、小さな物語を集め、発信し、共有するプロジェクトだそうです。プロジェクトが発信している物語、イラストは利用自由。企業の社内報や地域の広報にコラムとして掲載するなど、幅広く活用してOK、むしろドンドン語り継いで行こう、といういうものです。 被災者視線での短い体験談なので、読みやすく、いかにも身につまされます。このブログでは代表的なものをいくつか紹介させていただきます。ご興味をもたれたら、ぜひ元サイトをご覧になってください。 震災の前に知っておけば良かったと、今でも悔やんでいること 分かっていたけど、やらなくて後悔したこと ちょっとした備えで助かった 危機管理のリーダーシップ 被災時の

    「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」と被災者に聞いてみたページがすごい - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 北朝鮮による砲撃、または「若将軍」のバクチ - リアリズムと防衛を学ぶ

    北朝鮮による砲撃事件についてです。 この事件については「離島の民間人への砲撃」という行動から、2つの意味が汲み取れます。「去年のお返しだ」ということと「わが国を邪魔するとソウルも、こうしてやる」ということです。そういったメッセージを北朝鮮が発信するのは、金正恩の権力継承期という背景のもと、来年2011〜12年が重要な年になるので、早々に軍事的成果をあげる必要があるためではないかと考えられます。 「離島の民間人への砲撃」は何を意味するか? 今回の砲撃は民間人が居住する島をめがけて行われました。民間人そのものを標的とした攻撃は国際人道法で禁じられています。たとえ軍事施設を目標とする攻撃であっても、明らかに多数の民間人を巻き添えにすると明白な場合も同様です。しかし自国民の人権も平然と踏みにじる社会主義国が、まして北朝鮮は、もとより他国民の人権だの国際法だのはあまり気にしないのでした。 ここからは

    北朝鮮による砲撃、または「若将軍」のバクチ - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2010/11/25
    じい様と若とか、ヒラコーに漫画化して欲しい内容
  • ビデオ流出による3つの問題 - リアリズムと防衛を学ぶ

    尖閣諸島沖で中国漁船が海保の巡視船に体当たりしてきた事件で、公開だ、非公開だと議論になっていたビデオがYoutubeに流出しました。ビデオの内容と検証画像は「週刊オブイェクト」で見られます(参照「尖閣衝突ビデオが流出 : 週刊オブイェクト」)。NHK他の報道によればこのビデオは物の可能性が高いようです。すでに海保はこれを物とみて、流出経路の調査をはじめました。(NHK 11/5) この流出事件にはネット上、報道ですでに色々な意見が出されていますが、大別すれば論点は3つに分かれるでしょう。第一にはこのビデオの公開に一貫して抵抗、反対し続けた政府の判断と能力への疑問です。第二には、恐らく個人的な暴走によってかかる流出をおこなった容疑者の処罰と統制の問題です。第三にはこのような流出が可能であった、海保、ひいては日政府の情報保全体制の問題です。 政府の問題 流出ビデオの内容は、これまで断片的

    ビデオ流出による3つの問題 - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2010/11/08
    包括的な情報管理制度が存在しない日本に対し、2007年の「イージス艦中枢情報漏洩事件」などで決定的となった米国の不信感は未だ払拭されていない
  • なぜ今、武器輸出が必要なのか - リアリズムと防衛を学ぶ

    年末までに武器輸出の規制緩和が決まりそうです。日はこれまで「武器輸出三原則等」によって武器の輸出を厳しく自主規制してきました。しかしここにきて緩和への動きが急速に強まっています。いったい何故でしょうか?? 緩和についての誤解 最大の理由は、ヨーロッパのミサイル防衛のため 自衛隊の次期戦闘機(F-X) 個別・具体的で冷静な議論が必要 お勧め文献 関連記事 武器輸出 ミサイル防衛 戦争における人道 軍事リテラシー 緩和についての誤解 武器輸出の問題は、かなり重要なトピックでありながら、事実に基づかない報道や解説が数多くおこなわれています。例えば10月15日のNewsWeekにこうあります。 菅内閣は「武器輸出3原則」の緩和を検討しているようです。菅総理にしても北澤防衛相にしても真意が今ひとつ読めません。……まあ「何となく全部を混ぜた」というのが真相だと思うのですが、その中心にあるのは「不況だ

    なぜ今、武器輸出が必要なのか - リアリズムと防衛を学ぶ
  • サムライの武器はどう変わったか? 「騎兵と歩兵の中世史」近藤良和著 - リアリズムと防衛を学ぶ

    騎兵と歩兵の中世史 (歴史文化ライブラリー)posted with amazlet at 10.08.06近藤 好和 吉川弘文館 売り上げランキング: 133318 おすすめ度の平均: 中世武器・甲冑好きの必読書 研究者にオススメ Amazon.co.jp で詳細を見る サムライ、武士の武器といえば何と言っても「刀」のイメージがありますが、もともと武士のメインウェポンは「弓」の方だったことはわりと知られています。いわゆる日刀を二ざしして、徒歩で使う剣術に優れた武士は、戦争がほぼ無くなった江戸時代のイメージです。そもそもの武士は馬に乗り、弓をひいて戦っていたことから、武士の道のことを「弓馬の道」といいます。 つまるところ、初期の武士とは弓騎兵です。アラブやモンゴルの弓騎兵と比べると鎧が重装備ではあります。とはいえメインウエポンは弓を使い、太刀は主に落馬後の組討に使用していたようです。 武

    サムライの武器はどう変わったか? 「騎兵と歩兵の中世史」近藤良和著 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 尖閣諸島沖での日中対立について - リアリズムと防衛を学ぶ

    尖閣諸島沖での中国漁船と海保巡視船の衝突事件について、遅まきながら見解をまとめておきます。 この事件は単なる衝突事件にとどまらず、事件の背景となっている尖閣諸島の領有権をめぐる日中対立につながっています。 今回のいきがかり上、中国は強硬な態度をとっています。日側に譲歩を迫るとともに、領土問題の存在を国際社会にアピールしたい考えです。日側はアメリカをはじめ国際社会を巻き込みながら、押し負けないことが必要でしょう。 下手な譲歩の仕方をすると、円満に収まるどころか、漁船の次は漁業監視船、島への上陸と次々押されてしまうことが目に見えています。なぜなら漁船の違法操業からスタートして徐々に実効支配を進めるのは、南シナ海でも行われている中国の常套手段だからです。 事件はどのように起こったか? ざっくりしたあらまし 顔を潰された中国政府 証拠のビデオがでても揉め事は終わらない 海保の数では手に負えない

    尖閣諸島沖での日中対立について - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 普天間問題と政治主導のために足りなかったもの - リアリズムと防衛を学ぶ

    鳩山内閣は倒れ、菅内閣が発足しました。政治とカネの問題もありますが、普天間の移設、つまり安全保障の問題が大きな原因となって内閣が倒れてしいまいました。こんなことは滅多にありません。岸信介の安保改定以来の出来事ではないでしょうか。 新内閣は大丈夫でしょうか? また普天間問題で潰れる、ということはさすがにないでしょう。けれど普天間でしくじったのと同種の原因によって、思わぬ失政をやらかす恐れは残るでしょう。なぜならば普天間問題を迷走させた制度的な背景はまだ残っているからです。 官僚機構を除く、まともな知恵袋の欠如。安全保障に限らず、民主政権が『政治主導』を進める限り必要なそれが、しかしまだ出来上がっていないことは、今後も地味に政治の足を引っ張るのではないでしょうか。 「最低でも県外」とか言う前に検証すべきだった 前内閣が支持を落としたのは、普天間飛行場をドコに移設するか、二転三転、挙句に沖縄県内

    普天間問題と政治主導のために足りなかったもの - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ

    私はこのブログで普天間移設問題について語ることを避けてきました。なぜならこの問題は大きすぎて、私の手には負えないからです。といっても「普天間基地を移設しよう、移設先はどこが便利か」それだけで済めば、話はとても簡単なのです。しかし、それは軍事の論理です。 普天間は軍事だけの問題ではない なぜ普天間基地を移設するのか? 引越し先の選びかた 普天間基地の機能 じゃあ台湾に移設するのはどうなの? もしも沖縄以外に移動したら? 軍事の論理と、政治仕事 軍事問題を政治的に論じるときの3つの誤り 追記 関連 参考 お勧め文献 普天間は軍事だけの問題ではない 沖縄県内移設、まして島以外への移設となれば、この問題は軍事の論理だけで語れる範囲をはるか飛び越えてしまいます。普天間は普天間だけの問題ではないのです。これについては以下の記事が参考になります。 http://d.hatena.ne.jp/sion

    普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 「韓国軍が自衛隊に勝った!」というニュースが別にどうでもいいワケ - リアリズムと防衛を学ぶ

    陸上自衛隊韓国陸軍に敗北したというので、いくらかニュースになっているようです。といっても日韓のあいだで紛争が起こったのではありません。 日の陸上自衛隊初級将校たちが陸軍のサバイバル訓練場で韓国軍将兵たちと実戦的なゲームをした。……自衛隊初級将校12人の相手は、KCTC所属の「サソリ大隊」兵士12人だった。サソリ大隊はサバイバルゲーム専門部隊だ。戦闘は実際の戦場とそっくりに作られているKCTCサバイバル訓練場で約30分間行われた。結果は自衛隊将校11人がレーザービームに当たって戦死処理された。一方、サソリ大隊兵士らは全員無事だった。 no title この件について、他によほどニュースが無いのか、一部メディアが妙に大きく報じました。なので、この件をもってして陸上自衛隊そのものの実力が韓国陸軍に大きく劣るかのように勘違いなさった方々が日韓両国にいらっしゃるようです。 しかし報道というのは現

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  • 阪神・淡路大震災と自衛隊 part1 - リアリズムと防衛を学ぶ

    阪神淡路大震災は多くの人々にとって忘れ得ぬ災害です。あまりにも衝撃的な、あまりに悲惨な出来事でした。拙ブログで先日掲載した記事「なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか?」で、頂いた反響の多くが阪神淡路大震災の際のエピソードに関心を寄せられたものでした。 今回から4回に分けて、阪神淡路大震災における災害派遣について書きます。今回は、震災発生直後の即応体制焦点をあてます。その朝を、政府は、自治体は、そして自衛隊はどのように迎えたのでしょうか? ○ 午前5時46分 「1995・01・17・05・46 阪神大震災再現 」には、被災したさまざまな人の声が記されています。その中の1つは、例えばこのようなものです。 「ゴー」という音と同時に天井が落ち、階上の冷蔵庫やなべが落ちてきた。しゃがんだままの状態で生き埋めになった。 「助けて」と三〇分近く大声で叫び続け た。近くに住む若者に助け出されたが、家の物

    阪神・淡路大震災と自衛隊 part1 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    大災害が起こったときに軍隊や自衛隊が活用されるのは、いったい何故でしょうか? 軍隊や自衛隊のいかなる点が、災害時に役に立つのでしょう。他の組織ではいけないのでしょうか。 【この記事は新ブログへ移転しました】

    なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 災害用伝言ダイヤル(171)&伝言板サービスについて調べたのでまとめ(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ

    地震に備えて覚えておきたい災害伝言サービスについて軽く調べてみたので、自分用のメモがてらまとめておきます。 【この記事は新ブログへ移転しました】

    災害用伝言ダイヤル(171)&伝言板サービスについて調べたのでまとめ(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2010/01/26
    iphone等のスマートフォン(イー・モバイルとウィルコム以外)では災害用伝言板を利用できない/実は一番役に立ったのは携帯電話特有のメールサービス、その中でも電話番号で使えるショートメールサービス
  • 人道的な戦争 - リアリズムと防衛を学ぶ

    対人地雷などの兵器や、捕虜の虐待は「非人道的だ」と批判され、国際条約で禁止されています。ですが、これは奇妙な話ではないでしょうか。それら以外の兵器をつかった戦争は、非人道的ではないのでしょうか? これが今回のテーマです。 戦争における”人道”の意味 対人地雷や毒ガスが「非人道的だ」というときの”人道”というのは、普遍的な人道の話をしているのではありません。「この兵器は”国際人道法”に違反している!」という意味なのです。普遍的な人道ではなく、国際人道法の規定の話をしているのです。 国際人道法とは、いくつかの法律の総称です。定めているのは「戦争の方法」です。例えば「投降の意志を示した敵は攻撃してはいけない」「民間人を攻撃目標としてはいけない」といったことです。 いうなれば「戦争のルール」なのです。「非人道的だ」として批判されている兵器や行為は、いうなれば「戦争のルールに違反している!」として問

    人道的な戦争 - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2010/01/04
    戦争を禁止する国際条約は既にあります。まずは不戦条約、そして国連憲章です。国連憲章は国連に加盟している全ての国が守ることになっています。/不戦条約が成立した後に第二次世界大戦が起こってしまった
  • 2位のブログになるためのポジショニング戦略 - リアリズムと防衛ブログ

    尊敬してる皆様から褒められて嬉しかったので、自慢で申し上げるのですが、拙ブログは書き始めてから半年余りで、軍事ブログとしてはかなり大きくなれました。今回はそのために使った方法についてです。 JSFさんにべた褒めされたので私は浮かれています! 拙ブログよりずっとハイレベルな軍事ブログはたくさんあります。にもかかわらず拙ブログは急成長を遂げ、つい先日、日最大の軍事ブログ「ほぼ日刊週刊オブイェクト」のJSFさんにべた褒めして頂きました。 うふふ、でへへ、ありがとうございます。嬉しかったです。 急速な勢いで拡大を続ける「リアリズムと防衛を学ぶ」は、僅か半年間でアルファブロガーの仲間入りを果たした事になります。 急速な勢いで拡大成長を続ける軍事ブログ『リアリズムと防衛を学ぶ』の凄さ : 週刊オブイェクト トップハテナーの軍事カテゴリランキングによると、拙ブログはオブイェクトさんの次点、第二位につけ

    2位のブログになるためのポジショニング戦略 - リアリズムと防衛ブログ
  • 戦艦と軍艦と護衛艦はなにが違うのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    先のエントリは、多くの皆様が読んでくださったようで、ありがとうございます。 なぜ護衛艦”くらま”はコンテナ船よりも脆いのか? - リアリズムと防衛を学ぶ ところが、私の配慮不足があったようですブックマークコメント欄ほかで、「なるほど、現代の『戦艦』は装甲が薄いのか」という感想を抱かれている方が少なからずいらっしゃいました。私の説明不足で、「戦艦」と「軍艦」を混同させてしまったようです。現代の海軍に「戦艦」は一隻もありません。ですが日では戦艦ではない艦まで誤用でそう呼ぶことがあります。新聞社までたまに間違えているほどです。 そこで今回は「艦の種類」がテーマです。新聞やニュースにでて来やすい「護衛艦」「イージス艦」と「軍艦」など、そしてそれらとよく間違われている「戦艦」にしぼって解説します。 軍艦はカテゴリの総称、戦艦はその中の種類 戦艦はもう存在しない 戦艦はなぜ廃れたか 多用途につかえる

    戦艦と軍艦と護衛艦はなにが違うのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
  • なぜ護衛艦”くらま”はコンテナ船よりも脆いのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    民間船より護衛艦の方が弱い? 護衛艦”くらま”と韓国のコンテナ船が衝突事故を起こしました。くらまの船首が、コンテナ船に突き刺さったかっこうです。両艦船ともに破損しました。ところが壊れ方をみると、なんと民間のコンテナ船よりも、軍用艦である”くらま”の方が派手にぶっ壊れているように見えます。 毎日新聞より これを意外に思われた方も多いようです。護衛艦と商船がぶつかって、護衛艦の方が壊れるなんて、とビックリなさったり、自衛隊はそんなので大丈夫かと憤ったり、というようなご感想が散見されました。*1これらは私には思いつかない気づきであったので、なるほどと思いました。 軍艦というか護衛艦というのは民間船より固くて丈夫に決まってるだろう、というイメージをお持ちの方が多いのですね。ですが実は護衛艦がコンテナ船より衝突に弱いのは自然な話で、特に驚くほどのことではありません。 なぜでしょう?というのが今回のテ

    なぜ護衛艦”くらま”はコンテナ船よりも脆いのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2009/10/30
    現代の護衛艦は装甲防御力こそないが、現代式の防御方法をもっている/ミサイル戦の時代にあって、衝突するほど接近を許すなどありえない話
  • なぜ日本に戦車が必要か?part2 日本の地形と戦車 - リアリズムと防衛を学ぶ

    このシリーズは「日って何で戦車が必要なの?」という素朴で既出な疑問をいまさら問い直す企画です。今回はpart2となりますが、ここからお読みになってもだいたい大丈夫です。 今回は「日国土の地形では戦車は役に立たないのではないか?」という疑問に答えていきます。*1 前回のまとめ 諸兵科連合と歩戦協同 日の地形は戦車に向いていない?? 市街地でも、戦車は歩兵を守ってくれる 市街地戦で戦車があると、歩兵の死傷者がぐっと減る 「山国で戦車は役に立つか?」 アメリカ軍と韓国軍の対立 戦車をもたない韓国軍は大敗した 北朝鮮軍はアメリカ軍をも打ち破った 陸上自衛隊の戦車運用 日の地形を生かした稜線射撃 まとめ 関連 お勧め文献 前回のまとめ 諸兵科連合と歩戦協同 前回のpart1(日は島国なのになぜ戦車が必要なのか? part1 - リアリズムと防衛を学ぶ)では、主に諸兵科連合について説明しまし

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  • 「もう覚悟はしております」とパイロットは言った - リアリズムと防衛を学ぶ

    スクランブル、というものをご存知でしょうか。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進することです。日に対する領空侵犯を防ぐためです。領空侵犯とは許可無く日の空に押し入ってくることです。 未確認機接近の知らせが入ると、空自の基地からただちに戦闘機が飛び立ちます。パイロットがただちに戦闘機に飛び乗り、すぐさま離陸するのです。 飛び立った日の戦闘機は未確認機に近づき、領空侵犯を防ぎます。このまま進むと領空侵犯にあたるぞと注意し、誘導します。相手機がそれに従わなければさまざまに警告し、それでも駄目なら機関銃の威嚇射撃をおこないます。 このような領空侵犯対処のスクランブルは1年に300回近く行われています。 このため航空自衛隊は24時間、即応できるよう常に備えています。夜中だろうと、盆や正月だろうと、いまこの時も例外はありません。パイロットは待機し、戦闘機にはミサイルを装着して、いつでも出られるようにして

    「もう覚悟はしております」とパイロットは言った - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2009/10/23
    「しかるべく、やれ」という。おまえたちは、わかっているだろうという意味である。パイロットは、もちろん攻撃することを決意している。以心伝心というものであろう。
  • 「核兵器さえ持てば他の兵器はいらないんじゃないの?」という疑問への回答 - リアリズムと防衛を学ぶ

    先のエントリのコメント欄でM.I.A氏から面白いご指摘がありました。 M.I.A 2009/10/21 03:17 実際最強なのは 「核ミサイル大量に使えば戦車も兵隊もいらないね」 ってことになりそうだな (無論、倫理上では許されないことだが「勝てば官軍、手段もへったくれもない」と言われればそれまでの気がする) 今日はこれをテーマにします。私も昔、原子力潜水艦と核ミサイルがあれば最強であってそれだけでいいんでないの、と似たようなことを考えたことがあるからです。 アメリカロシア、フランス、中国、イスラエルらいくつかの国は核兵器を保有しています。核兵器さえあれば敵国に壊滅的な打撃を与えることができます。破壊力とその規模において、核兵器は最強の兵器です。 そんな強力な核兵器をもっているのに、核保有国は核以外の戦力も多数保有しています。歩兵、戦車、野砲らからなる陸軍。戦闘機やレーダーをもつ空軍。

    「核兵器さえ持てば他の兵器はいらないんじゃないの?」という疑問への回答 - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2009/10/22
    通常戦力がゼロでは小さな紛争や限定戦争には抑止も対処もできないから
  • 日本は島国なのになぜ戦車が必要なのか? part1 - リアリズムと防衛を学ぶ

    陸自の90式戦車(朝霞広報センター) 「戦車不要論」というものがあります。「陸上自衛隊が戦車なんか保有するのはムダだ」というような意見です。結論から言えば、これは余りに無茶な考えです。 ですがこれを批判するのはなかなか大変です。「なぜ1+1=2なの?」というような単純な疑問ほど、きちんと答えようとすると難しいのと同じです。「なぜ日に戦車が必要なの?」もあまりに素朴な疑問すぎて、気で答えようとすると大変です。 ですが逆に考えればこれはメリットです。「なぜ日に戦車が必要なの?」という単純素朴な問いに答えることで、日の防衛戦略といった大局から、戦車の特徴といった細かい点まで、通して説明することができるからです。いささか大変ではありますが、これから数回の連載を通してこれにチャレンジしてみたく思います。 part1の今回は戦車不要論の概説と、「そもそも戦車って何じゃ?」という点についてです。

    日本は島国なのになぜ戦車が必要なのか? part1 - リアリズムと防衛を学ぶ
    hirose504
    hirose504 2009/10/20
    戦車ナシ、歩兵と対戦車部隊のみで戦うすれば、ジャンケンに例えると「パーとチョキしか使わない」ようなもの