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阪神・淡路大震災と自衛隊 part1 - リアリズムと防衛を学ぶ
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阪神・淡路大震災と自衛隊 part1 - リアリズムと防衛を学ぶ
阪神淡路大震災は多くの人々にとって忘れ得ぬ災害です。あまりにも衝撃的な、あまりに悲惨な出来事でし... 阪神淡路大震災は多くの人々にとって忘れ得ぬ災害です。あまりにも衝撃的な、あまりに悲惨な出来事でした。拙ブログで先日掲載した記事「なぜ災害時に軍隊・自衛隊が活躍するのか?」で、頂いた反響の多くが阪神淡路大震災の際のエピソードに関心を寄せられたものでした。 今回から4回に分けて、阪神淡路大震災における災害派遣について書きます。今回は、震災発生直後の即応体制焦点をあてます。その朝を、政府は、自治体は、そして自衛隊はどのように迎えたのでしょうか? ○ 午前5時46分 「1995・01・17・05・46 阪神大震災再現 」には、被災したさまざまな人の声が記されています。その中の1つは、例えばこのようなものです。 「ゴー」という音と同時に天井が落ち、階上の冷蔵庫やなべが落ちてきた。しゃがんだままの状態で生き埋めになった。 「助けて」と三〇分近く大声で叫び続け た。近くに住む若者に助け出されたが、家の物