昨年の夏は悪天候に泣かされた。毎週末のように雨が降り、平日に予定していた長期縦走も中止。いつの間にか夏山シーズンは終わり、秋になったら大型台風が到来、大荒れの天候となった。 山に行く前には天気予報を確認し、天候次第では計画を変更したり中止する。準備と同様、天候判断も登山の一部。出発する前から登山は始まっている。 インターネットが普及した現在、自分からアプローチすればいつでもどこでも天気予報が手に入る。気象庁のホームページには詳しいデータが記載されているし、日本気象協会のホームページには「山の天気」コーナーがあり全国の主要な山の麓の天気が簡単に検索できる。出発前に私がチェックしているのは山の天気予報を専門に扱う「ヤマテン」のサイト。代表の猪熊氏は自らもエベレストなど海外遠征の経験があり、日本から遠く離れたヒマラヤ遠征隊の気象予報も担当する山岳気象のエキスパートである。月額300円(税抜)で会
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