本城直季と言えば、数年前にsmall planetっていう写真集で一世を風靡した写真家。 都市の風景をフカンで撮影して、アオリという技法を使って極端に被写界深度を狭くし 一瞬ミニチュアが写っているのかと勘違いするような技法がまあ注目を浴びたんですね。 んで、今回も作品展タイトルが『diorama』だしそういうことでしょ とかタカくくっててすみませんでした。 プリント、実際に見たら、すげーっす。 作品展の意義とかコンセプトはオフィシャルサイトで確認して欲しいんですが とにかくシノゴ(4×5)のフィルムの持つ圧倒的な情報量が 信じられないくらいデカいプリントにそのまま展開されてて、 近づいても近づいても"画素が涌き出す"っていう感覚に驚きます。 しかもあのアオリシリーズ(small planet)って、全体を見て初めて人間が脳内補正して 「なんかミニチュアみたい」と錯覚するんですけど、 タテヨ
ライカがM8を送り出す2年前、2004年に初代のR-D1が市場に送り込まれた。世界初のレンジファインダー式デジタルカメラだ。R-D1sというマイナーチェンジ版のモデルを挟み、現行モデルに至るが、基本的な仕様は大きく変わっていない。R-D1/R-D1sと現行のR-D1xGの大きな違いは、背面の液晶である。前モデル2代は液晶をくるりとひっくり返すと、まるでフイルムカメラのような佇まいとなった。現行型は液晶画面がリファインされ固定式となった。 R-D1が登場するやいなや、世のレンズグルメの人々はR-D1を手に入れ、ニコニコ顔で手持ちのレンズをマウントする。リリース直後はボディが極端な入手難に。それまでフイルムでしか使えなかった膨大な数のL/Mマウントレンズが、撮ったらすぐ結果を見ることができるデジタルに取り付けられる。これは非常に危険である。周りの"キャリア"な人々は、目に見えてズブズブと泥沼に
昨夏「自分探し」を理由に自己都合で退職したゆとり世代の元同僚君から、会社に戻りたいという連絡を受けた。入社半年での退職。「夏を満喫できなかった」と主張して夏休みを二回取得しての退職。そしてセルフプロデュースの送別会。そんなゴタゴタを経ての退職であったので、正直きっつい、と思ったが、元同僚であるし、武士の情けで人事に頼み込み、面接をすることになった。 人事担当と僕とで面接をおこなった。驚愕した。ゆとり君は、退職後の半年間のプー体験をポジティブにとらえて「精神的な強さが身に付いた」とし、在籍時以上の肩書き、給与を要求したうえ、あろうことか「会社にとっての投資」といってプー時代に納めていない年金・保険料の肩替わりを求めてきた。「精神的に強くなったのはよ〜くわかったよ」というと、なぜか意気揚々とゆとり君は引き上げていった。面接後、部長は「自分の死に場所を見つけられないような出戻り野郎は俺の部隊では
2024.05.02.【木】 令和6年(2024年)5月4日(土・祝)及び5月5日(日・祝)開催「古墳館へ5・5GO‼」の事前予約状況のお知らせ
1968年、米国のカリフォルニア州バークレーで創業。高品質のグースダウンを惜しげもなく使用したクオリティの高いスリーピングバッグ、ダウンパーカの原形ともいえるシェラ・パーカ、世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」など、一切の妥協を許さず、高機能を追求し、テクノロジーの限界に挑戦し続けてきた世界のアウトドア・ブランドです。
LEICA X1とFUJIFILM FinePix X100。2台のXを比べてみる。 「FUJIFILM FinePix X100」。ライカ・レンジファインダーフリークの皆様も気になっている人が多いのではないでしょうか。「寄れる」サブ機として、または荷物の量を減らしたいときの1台として、さらには普段使いのカメラとして。気になる理由は大きく3つではないでしょうか。 (1)APS-Cサイズのセンサーを搭載 (2)光学&EVFファインダーを搭載 (3)レンジファインダー的なルックス・・・といったところでしょう。そこで今回、同じくAPS-Cサイズのセンサーを搭載するLEICA X1を対抗馬に、実際の撮影においての使い勝手や、それぞれ作り手の設計思想等について追ってみたいと思います。 それぞれのカメラで撮影したものを左右に分けていますが、どちらがどちらでしょう。言うまでもありませんね。左がX100、
フジ独創のロジックで作り上げられた、ローパスレスのセンサーを搭載するX-Pro1。その素晴らしい描写について以前みなさまにお届けいたしました。すでに手に入れたれた方も多いのではないかと思います。そのX-Pro1に、なんとフジフイルム純正のMマウントアダプターが登場。フジフイルムが堂々と「他社製レンズをつけてください」というのもなかなか凄い話です。Mマウントとは、ライカのレンジファインダーカメラに搭載されるものですが、これが遡れば戦前から現在に至るまで、数え切れないほどのレンズが存在します。アダプターの作りから装着できないレンズもありますが、大半のレンズが装着可能。取り付けられるものなら、片っ端から取り付けたくなるのが人情というもので、みなさまぜひ財布の中身から目を離さないように、計画的にご利用頂きたいと思います。ライカに限らず、世の中にはたくさんのレンズがありますが、とりわけライカについて
写真家・津田直がブータン王国を舞台に制作している新作「REBORN “Tulkus’ Mountain(Scene 1)”」の個展が、6月8日(金)より7月14日(土)までタカ・イシイギャラリー京都にて開催されています。本展では、ヒマラヤの王国・ブータンにて撮影された「REBORN」シリーズより未発表作を含む十数点のカラープリントを展示。仏塔、濃霧に佇む立ち木、深奥に暮らす僧侶のポートレイトなど、仏教圏を舞台とした写真作品を発表します。 津田は「仏教の原点が文化として残っている」というブータンの地で僧院を転々としながら、トゥルクと出会い、仏教の原点と信仰の在り方についてその土地で見た原風景をフィルムに刻んできました。2010年に始まった「REBORN」シリーズは、「トゥルクの山」と名付けられた第一章に続いて、今後さらに数年間かけて仏教圏を訪れ、全体像が完成していきます。(*トゥルクとは、輪
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く