8月6日から筆者の行動は、すべてGoogle Earthに記すことになった。GPS搭載腕時計「GlobalSat GH-615B」である。GH-615Bで計測した情報をアップロードしているのだ。 GH-615BをPCに接続すれば、Google Earthが自動で立ち上がり、たちまち該当地域に画面が移り変わる。地下鉄や地下街など、衛星からの電波を感知できないところは赤い直線で表示するが、地表面ではほぼ正確に移動したところをトレースしてくれる。誤差は数メートルほどのようだ。地上を行く限り、Google Earthに自分の足跡ルートマップができていく――というわけである。 このGH-615Bを使用する上で、注意したいことは2つ。移動した日にPCに登録する必要があること、またGH-615Bの電池が約10時間で切れること。電池については、こまめに電源を切ったり、毎晩充電を欠かさないようにしたりすると