10月16〜19日の4日間、千葉県の幕張メッセで「CEATEC JAPAN 2018」(以下シーテック)が開催されている。シーテックはIT・エレクトロニクス総合展として発足した家電見本市で、今年は家電メーカーやIT企業など出展企業・団体は725に及ぶ。 だが、ここ数年、異業種企業の参入も目立つようになっている。中でも異彩を放つのが、近年、フィンテックへの傾斜を強めるメガバンクの出展だ。 メガ最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループは会場の真ん中にブースを設置し、グループ各社による20のサービスを展示した。中でも来場者の高い関心を集めていたのが、スマホを活用してATMでの引き出しや振り込み手続きを簡略化するサービス「mini(ミニ)」だ。 「情報銀行」のアイデア miniは、キャッシュカードとスマホを連携させると、暗証番号を入力することなしに、スマホをかざすだけでATMから現金を出金できる
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