「Windows XPが壊れてしまう」ことはあります。 ものを大事にし、壊れるまで使い続けるのは美徳ではなかったか▼XPの買い替え特需で家電量販店がにぎわったそうだ。それでもタコ社長ならXPを使い続ける気がする。消費追求のビジネスモデルから、タコ社長を大切にするITへと成熟する時ではないか。 出典:[京都新聞 2014年04月09日掲載]このような記事がありましたが、モノのたとえを、そのままソフトウエアに摘要されると少し難しいんです。 普通、テレビや洗濯機が壊れる時には、外部のプラスティックや内部の部品が消耗して「自壊」することが多いですが、Windows XPマシンの場合は、同じくパソコンの部品や外装が壊れなければ、ソフトウエア自体が劣化して壊れていくことはありません。 TV局のアナウンサーが、自分たちは無理やり地デジに移行させて多数のテレビという名のゴミを排出させたことを棚に上げて、無
香山リカ氏が「私たちが反対するとむしろ賛成に回る人達が増えるくらい、私たちリベラル派は嫌われている」と嘆いて話題となっている。例の秘密保護法案に対しリベラルは熱心に反対活動を展開したものの、それがむしろ賛成派を勢いづかせてしまったように感じているらしい。 実際、そういう向きはあるように思う。筆者自身、少なくとも団塊ジュニア以降の世代で、リベラルが好きだという人間にあったことがない。たいていは“リベラル”や“左翼”と聞いただけで敬遠するか、露骨に嫌な顔をする人間ばかりだ(筆者も含め、いわゆるネットウヨク的な人達ではなく、外交では右も左も混じっている)。 だが、筆者がむしろ驚いたのは、香山氏が「なぜ自分達リベラルが嫌われるのか」という理由をいまだによく分かっていない風に見える点だ。というわけで、彼らが嫌われる理由を簡単にまとめておこう。 強きを助け、弱きを憎む日本の金融資産の6割以上を60歳以
任天堂前社長で、相談役の山内溥(やまうち・ひろし)氏が19日、肺炎のため死去した。享年85歳。謹んでご冥福をお祈りするとともに、その功績を振り返ってみたい。 日本のゲーム産業は山内溥氏の決断によって興ったと言っていい。 ファミリーコンピュータというと、任天堂が先駆者だったイメージがあるが、じつは後発組だった。1981年から1983年にかけて家庭用ゲーム機は発売ラッシュを迎えた(表1)。国内の玩具メーカー、技術系ベンチャー企業、アメリカの玩具メーカーが多数の機種が投入された。いずれ流行するだろう「テレビに接続するゲーム専用機」新市場の開拓を各社が目指していたのだ。 社名は当時上村雅之部長が率いる任天堂・開発第二部のメンバーが開発したファミリーコンピュータ。ハード性能とソフトを見て、山内溥氏は「これは売れる」と直感した。一気に普及させるために大量生産による一台あたりのコスト圧縮を決意。100万
アメリカのニュースサイト「ザ・ハフィントン・ポスト」の日本版が5月7日にスタートした。さっそく見に行ったら写真のように本家アメリカのスタッフが「HELLO,NIPPON!」とドヤ顔で並んでいた。いったいこれは、誰に向けたメッセージなのだろうか。 日本版は、ハフィントン・ポスト・メディア・グループと朝日新聞社が出資した合弁会社が運営する。朝日新聞との組み合わせ、ライブドアやグリーで活躍した松浦茂樹編集長の起用など、スタート前からメディア関係者の注目も高く、私も松浦編集長にインタビューを行った。期待していだけにややガッカリなスタートという印象だ。 ハフィントン日本上陸 ネット×新聞の新型メディアなるか(日本経済新聞) 7日はゴールデンウィーク明けで新聞休刊日で、朝は既存マスメディアからのニュースは普段より相対的に少なくなる。スタートに当たり仕掛けるには絶好の日付だったはずだが、ふたを開けてみた
NTTドコモは1月22日、春商戦向け新製品スマホ8機種、タブレット2機種を新たに発表した。先日、ソニーが発表した「Xperia Z」や2画面の折りたたみ形状を採用した「MEDIAS W」が話題となりそうだ。全機種、Android4.1に対応。NTTドコモとしては初となるフルHD端末も5機種揃っている。順番に新機種を見ていこう。 ■Xperia Z SO-02E(ソニーモバイル)背面にガラスを採用し、高級感のあるデザインに仕上がっているソニーが1月上旬に発表済みのモデルがNTTドコモから発売されることが正式に発表となった。薄型で、かつ質感が高く、幅広いユーザーから人気でそうなモデルだ。日本市場のニーズも捕らえており、おサイフケータイ、赤外線にも対応。5インチのフルHDによる大画面ディスプレイに、1.5GHzのクアッドコアCPUを搭載。バッテリーは2330mAhと大容量となっている。 Xper
最近のオーディオ的なトレンドは、Bluetoothのようだ。昨年に比べると、今年はBluetooth対応ポータブルスピーカー市場が5倍近く成長している。スマホの普及、それプラス音楽配信サービスの台頭が拍車をかけた。 その一方で、もうちょっとレベルが上の人たちは、PCオーディオに向かっているように思われる。というのも、ハイレゾ音源の音楽配信サービスが始まり、それを聴く手段としてはPCが最も実践的なデバイスだからだ。自分で思ったように改造できることが、デスクトップ型PCの見直しに繋がっているようである。 オーディオにも「自作派」という人たちが一定の人数いて、これはもう確固たる趣味として確立された分野なのであるが、面白いのは「高級ピュアオーディオ派」と明確な分離が行われていないことである。オーディオもハイエンドになればなるほどオーダーメイドのようになってくるし、機器のセッティングに関わる細かい部
結論が分かっているドラマは大概つまらない。「近いうちに」と言い続けてなかなか解散せず、「嘘つき」とすら呼ばれていた野田佳彦首相が自民党の安倍晋三総裁との党首討論で電撃的に解散を表明した。野田首相の余裕と迫力、たじろぐ安倍総裁、信じがたいといった様子の議員、終始ニヤニヤしている前原氏。結論が分かっているからこそドラマが際立つ。 討論は、首相の激務をねぎらい「たまには総理のチャーミングな笑顔が見たい」と安倍総裁が切り出す。余裕すら感じられる。 それに対して野田首相は「皆さんが作ってきた負の遺産が大きすぎて三年間で解消できない」「借金の山という負の遺産もありました」といきなり厳しい言葉を返し、「近いうちにこの討論中で明らかにしたい」と予告する。だが、まさか本当に解散宣言するとは思えない雰囲気だ。 定数削減と議員歳費の削減を条件に「今週末の16日に解散していいと思っています。国民の前に約束して下さ
10月23日、カリフォルニア州サンノゼ市にある、伝統的な劇場「カリフォルニア・シアター」。ここは2004年10月、アップルのスティーブ・ジョブズ氏がiPodのU2バージョンを発表。ボノとエッジも駆けつけた場所、iPodが音楽プレーヤとしての地位を確立した場所として知られている。 発表会場となったサンノゼ市のカリフォルニア・シアターいわば、”勝負が決まった”と振り返るならここだろう、と言える発表会場だった。アップルがこの劇場でイベントを開催するのは、あの音楽アーティストがアップルの味方についた発表会以来のことである。あるいはアップルは、デジタル音楽プレーヤの勝負が決まった当時を思い起こし、”タブレット市場での勝負を決めに来た”のだろうか。 アップルが発表した7.9インチXGA(1024×768画素)ディスプレイを搭載するiPad miniは、いわばサイズだけが異なる”小さなiPad”だ。内蔵
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