「BNPL事業者は多額のお金を投資していながら、まったく儲かっていない」 ある決済事業会社の関係者がこう漏らすように、後払いサービス「BNPL」事業者の収益性をめぐる厳しい状況が明らかになりつつある。 【収益構造のイメージ】海外BNPL事業者の収入と費用の比率 日本でBNPLが一躍有名になったのは3年前の2021年。アメリカの大手決済会社のペイパルが、日本でBNPL事業を展開するPaidy(ペイディ)を3000億円で買収したことが発端だった。海外企業による日本企業の買収額として、当時の最高額だったことでも話題を集めた。 ■「実ビジネス」とは異なる売り上げ 「決算書を見ると黒字だが、これが本当の姿なのだろうか」。決済ビジネスに精通する有識者は、ペイディが公表する決算書をにらみながら話す。 決算書によると、2023年12月期の純利益は5億6100万円の黒字。営業収益(売上高)は約257億円で、
小室哲哉×オーケストラの最新ツアー『billboard classics ELECTRO produced by Tetsuya Komuro』(全6公演)が、6月29日(土)愛知県芸術劇場大ホールでスタートした。一昨年行なった初のオーケストラコンサートを進化させ、今回はフルオーケストラではなく22人編成のオーケストラと、チェリスト・徳澤青弦が参加し、指揮・オーケストラアレンジは前回に続き藤原いくろうが手がけている。オーケストラの生音×電子音で数々の名曲が原曲とはまた違う表情を見せ、客席を感動させた。 クラシックコンサートということで、事前にセットリストを公開。 「CAROL組曲」を始め「FREEDOM」(『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』主題歌)、今回の「ELECTRO」用に新たにアレンジされた「Get Wild ELECTRO Mix」などが披露され、この日のゲストボーカル野
「LUUP」アプリに、Bluetoothによる車両の検知が可能となる「オートスキャン」機能が追加された。アプリで予約をした車両に近づくと、自動で車両が検知されアプリ上に予約した車両情報が表示され、解錠できる。これにより車体に搭載されたQRコードのスキャンが不要となる。 【この記事に関する別の画像を見る】 オートスキャン機能では、スマートフォンのBluetoothがオンの状態で予約した車両に近づくと車両を自動で検知。画面に予約した車両情報が表示されたら解錠ボタンを押し、QRコードをスキャンすることなくライドを開始できる。利用には、アプリのBluetoothの許諾およびスマホ端末のBluetoothのスイッチの両方をオンにする必要がある。 ポートに到着してからライドを開始するまでの手間を省略し、よりスムーズに乗車できるようにするために同機能を追加した。
海外のスタートアップ企業はどのようなプロダクトやサービスを展開しているのでしょうか。SusHi Tech Tokyo 2024では、さまざまな国のスタートアップ企業が出展しており、担当者に話をきくことができました。事業内容や企業情報を少しのぞいてみましょう。 【もっと写真を見る】 グローバルスタートアップは何を作っている? 海外のスタートアップ企業はどのようなプロダクトやサービスを展開しているのでしょうか。 以前から気になっているテーマでしたが、先日まで開催されていたSusHi Tech Tokyo 2024では、さまざまな国のスタートアップ企業が出展しており、担当者に話をきくことができました。事業内容や企業情報を少しのぞいてみましょう。 デジタル世代に向けた音楽エコシステム まずはインド・ムンバイのChoira Musictech Private Limited。同社が提供する「Choi
ライカカメラ(以下、ライカ)は、「ライカ(LEICA)」のカメラとレンズで撮影したかのような写真が実現できるiPhoneアプリ「Leica LUX」を発表した。 【画像】「ライカ」のカメラとレンズで撮影したような写真が撮影できるアプリが誕生 「Leica LUX」は無料版と有料版を用意。無料版は「Automatic Photo Mode」と「Aperture Mode」が使用できる。有料版「Leica LUX Pro」は月1000円(1年契約だと1万円)で、無料版に含まれるモードに加えて、露出、ピント、ホワイトバランスをマニュアルで調整できるモードも含まれている。現時点では全部で11種類のLeica Looksと5種類のレンズを用意し、順次追加していく。 「Leica LUX」は、優れたレンズで撮影する「ライカ」独特の写真の世界と、「ライカ」ならではの印象的な美しさが宿る写真の仕上がりをi
お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(41)が1日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)で結婚を発表した。“独身貴族”と思われた藤森の結婚に、芸人仲間から祝福や驚きの声が寄せられている。 【写真】藤森慎吾「我が家の女の子!」 公開した“家族”に「きゃわーうぃー」 「ふらっと」にゲスト出演した藤森は、トーク中に突然「ちょっと聞いてほしいんだけど」と切り出し、4月に一般女性と結婚したことを報告した。YouTubeではお相手女性と出演し、ファンへ向け改めて結婚を報告。「毎日毎日しゃべっている。たまに言葉悪いときもあるんですけど、そこも愛くるしい」「顔?顔好き。かわいい。あんま自分で“顔は?”って言う人いないよ?そういうとこも、面白くて好き」と、おのろけ全開だった。 電撃結婚に、「オズワルド」伊藤俊介は「すいませんどうしても誰かに聞いて欲しいので言います 愛羅武勇
時代の変化を読んで素早く行動するブックオフの底力 ブックオフの書籍の販売額は2022年5月期、2023年5月期は前年割れ。2023年6月-2024年2月の販売額も前年同期間を1.8%下回りました。じりじりと減少を続けています。 ソフトメディアの販売額は横ばいが続いています。2023年6月-2024年2月はわずか1.0%の増加にすぎません。 好調なのがアパレルで、2023年5月期は2割増。2023年6月-2024年2月も14.6%増加しています。貴金属・時計・ブランドバッグ、家電も1割増となりました。これ以外に絶好調なのがトレーディングカードやプラモデルなどのホビー。2022年5月期の販売額は前期の1.6倍、2023年5月期が1.4倍、そして。2023年6月-2024年2月はおよそ1.2倍のペースで増加しています。ホビーの売上高は、3年ほどで全体の1割から2割を占めるまでに成長しました。 ブ
改修が一部終わり、戦闘機の発着が可能となった海上自衛隊の大型護衛艦「かが」の耐熱甲板が今月8日、母港の呉基地で報道陣に公開された。これについて香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは14日、同艦の空母化に激怒した中国が、「攻撃的兵器の保有を禁じた平和憲法違反だ」と主張していると報じた。 いずも型護衛艦の1番艦「いずも」や同2番艦「かが」は、第2次世界大戦後初めて日本が保有する事実上の空母。それに対し中国は、日本の軍備増強だとし、「戦後の平和憲法に反する」として強く反発している。 また、「かが」は、旧大日本帝国海軍の空母「加賀」から命名されたと指摘した上で、日中戦争が始まった直後の1937年8月、上海爆撃に同空母が関与したことを挙げ、「かが」を改修した日本政府の動機も疑問だと同紙は伝えた。同艦が8日に公開された際、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は、「日本は専守防衛を堅持し、軍事
オーディオには伝説と呼ばれる名機の数々がある。ソニーのCDトランスポート「CDP-R10」もそのひとつだ。1993年にDAコンバーター「DAS-R10」と同時に発売され、価格はCDP-R10が120万円で、DAS-R10が80万円。トータル200万円(税別)のハイエンド機であった。 【この記事に関する別の画像を見る】 先般、伝説のCDP-R10のメンテをおこなう機会を得た。僕はサービスエンジニアだった時代を含め、過去にこの機種のメンテをしたことはない。そもそも音を聴いたこともないし、現物を見たのも数えるほどである。CDP-R10は僕にとっては伝説であり幻の名機ともいえる存在である。 この個体はとある方に長年愛用されたもので、外観はとてもきれいで丁寧に使われたことがよくわかる。しかし、数年前から音飛びが頻繁に発生するようになり、最近はあまり使っていなかったのだが、メーカーに問い合わせたところ
1968年、BIRKENSTOCKの最初のフットベッドサンダルが米国に進出する。そして1973年、コンラッド・ビルケンシュトックの孫にあたる「カール・ビルケンシュトック」氏が「ARIZONA(アリゾナ)」を製作する。太い2本のベルトが甲を覆うタイプで自由にフィット感を調節できるこのサンダルは、米国でユースカルチャーの象徴となる。 1970年代以降、アップル社の共同創業者である「スティーブ・ジョブズ」氏もこのツーストラップサンダルを愛用していたという。このARIZONAはその後、何十年にもわたり、世代や性別を問わず世界中を魅了する1足となる。 BIRKENSTOCKの歴史を感じられるアイテムとしてもうひとつ外せないアイテムがある。フットベッドサンダルで2番目に製作されたモデル「Zürich(チューリッヒ)」だ。 Zürichは今年発売60周年を迎えるほど歴史ある1足で、シューズの安定感とサン
日本でも抜群の人気を誇るエッティンガーは、英国王室御用達の栄誉を授かるメイド イン イングランドの高級レザーグッズメーカー。1934年創業で2024年は記念すべき創業90周年の記念イヤーになります。記念アイテムの第一弾として登場したのはなんと90枚もの名刺が入る名刺入れです。80周年のときは80 枚用名刺入れが登場していたので、100周年となる2034年には100枚用が登場するかも!? 今しか手に入らない遊び心ある逸品です。 【画像】英国王室御用達レザーグッズブランド「エッティンガー」の遊び心ある逸品を詳しく、写真を見る “90周年”の遊び心に溢れた経年変化を楽しめる名刺入れですエッティンガー (左)ブライドルレザー名刺入れ ¥53,900 (右)カーフレザー名刺入れ ¥55,000 90周年にちなんで90枚もの名刺を収納できる名刺入れ。ブラック×イエローの外装はブライドルレザー、ブラック
修理代は決して安くはないけども! ライカ初のフルサイズデジカメM9は持病を抱えていました。対策前のモデルはセンサーが剥離(実際にはセンサー前の保護ガラスの剥離)しやすく、絞り込むとまるでセンサー面にゴミが腐食したか、デジタルの霊が写ったなのような写真になってしまいがちでした。 15万円で保護ガラス交換この問題に対して、ライカは無償で対策後のセンサーへ交換してくれていたのですが、そんな心尽くしのオーバーホールサービスも2017年8月まで。2020年8月までは約10万円でオーバーホールしてくれたものの、CCDというレガシーなセンサーが調達できなくなり、現在は修理不可となってしまいました。 海外では天体写真が色鮮やかに撮れるよう、カメラセンサーのローパスフィルターを除去するテクニックと同様の手法で修理している方もいましたが、技術力なき人が挑むにはあまりにも険しい過酷な道。 そこに、ぱああっと光が
新宿にビルケンシュトックの旗艦店がオープン!3月19日に国内2店舗目となるブランド直営旗艦店、BIRKENSTOCK新宿コンセプトストアがオープンしました。オープニングにお邪魔したところ、”Coexistence(共存)”をコンセプトにした店内は、ネオンサインや格子状に組まれた竹の細工、むき出しのコンクリート壁、苔と古木を中心とした生態系のディスプレイなどがなんともユニーク! 【写真】【ビルケンシュトック】 250年の歴史を感じる本を発見そして、奥の一角には重しになりそうな分厚い本が飾ってあったのですが、なんと、ビルケンシュトックの250年に及ぶ歴史をまとめた資料価値の高い書物。 思えば、ハイエンドライン「ビルケンシュトック 1774」の1774って、資料的に遡れる始まりの年を意味していたのですよね。確かに、250周年ですねと思うと、あまりにすごすぎる!と感嘆。日本では、江戸幕府の第10代
後継者難による企業の廃業が、日本経済の大きな問題となっている。その多くが、中小企業かつファミリー企業だ。そんな中、リゾートホテルを全国展開する星野リゾート(長野県軽井沢町)の代表星野佳路(63)は、30年以上前、身内の創業家一族からいったん追放されながらも会社を承継した。日本経済が直面する「事業承継」を乗り越え、リゾート起業として成功した星野氏に、当時の経緯や舞台裏を聞いた。 【動画】半年で会社を辞めさせられた?星野リゾート代表が振り返る 日本企業の99%以上は中小企業で、その大半はファミリービジネス(同族企業)だ。 創業者の子、孫、ひ孫……と、次の世代にバトンを渡すのが自然な流れ。 先代から事業を引き継いだ経営者の多くは「子どものころから、自分が後継者になる」という意識がある。 星野氏も同様だったという。 「軽井沢というこぢんまりした街で生まれ育ったこともあり、星野温泉(現:星野リゾート
2月26日から、携帯電話業界で最大の見本市イベント「MWC Barcelona 2024」が、スペイン・バルセロナで開催されている。業界の今後を占うイベントということもあり、筆者は今年も現地を訪れて取材をしている。 【画像】NTTドコモとKDDIの社長が共同で囲み取材を実施 ■スマートフォン展示が減少した「MWC Barcelona 2024」 今回のMWC Barcelonaを見ていると、いくつか大きなトレンドが起きていることが見えてくる。その1つは、ここ最近大きく盛り上がっている「生成AI」を始めとした、いわゆるAI技術を活用しようという動きが大きく拡大していること。そのこと自体はある意味、ITに関する他の業界と大きく変わらないだろう。 筆者がより大きな変化として注目したのは、スマートフォンに関する展示の減少が著しいことだ。スマートフォンはここ10年来、携帯電話業界をけん引する大きな存
環境省は20日、鹿児島県天城町当部の集落で粘着シート式わなにかかった国指定天然記念物「ケナガネズミ」の幼獣1匹を救護し、山林に放したと発表した。救護したケナガネズミを放したのは徳之島で初めてという。 【写真】環境省職員によって山林へ放たれたケナガネズミの幼獣(環境省徳之島管理官事務所提供) 同省によると、わなは、住民がクマネズミ駆除用に仕掛けていた。住民から通報を受けた同省職員が4日、ケナガネズミを保護し、徳之島町内の動物病院へ搬入した。障害などが見られないことから、職員が6日に救護地から近い当部の山まで運び自然へ帰した。 ケナガネズミは、奄美大島、徳之島、沖縄北部のみに生息する国内最大のネズミ。約30センチある尾の先半分が白いことなどが特徴で、木の実や昆虫類、カタツムリなどを食べる。徳之島でも夜間に電線や路上を歩く姿がしばしば見られる。 同省の田口知宏・国立公園管理官は「餌となるドングリ
クマの出没や人身被害が全国で増える中、長野県は大量出没した際に新たに「警報」を発令する方針を示した。県は原則、人や農作物に被害を与えたクマ以外は、捕獲しても駆除せずに人の怖さなどを学ばせて山に返す「学習放獣」を行っているが、「警報」が出たときは捕獲・駆除を優先させるとしている。 【画像】捕獲されたクマを山に返す 全国で相次ぐクマの被害2023年度、全国で相次いだクマの目撃や人的被害。長野県内でも1月末までに前の年の倍近い1401件の目撃があった。 人身被害は11件12人に上り、2023年10月には飯山市でわなにかかったクマに襲われ、男性が死亡する事故も起きた。 こうした状況を受け、県は専門家などとクマ対策を検討している。 2月13日の会合で県が示したのが、大量出没した際、新たに「警報」を発令すること。発令した場合、捕獲・駆除を優先させる。 「学習放獣」長野県は全国最多県は原則として、人や農
元放送作家の長谷川良品氏が19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。NHKの人気旅番組「ブラタモリ」の内容をめぐる議論を受け、「高齢男性が若い女性に蘊蓄(うんちく)を垂れる構図」との否定的な意見に異を唱えた。 【写真】NHK女子アナのボディーラインくっきりニット姿 同番組のレギュラー放送が本年度をもって終了することが発表され、SNS上では番組ファンから惜しむ声が続々とあがった。そうした中、文化人類学者で愛知県立大学の亀井伸孝教授が自身のXで「内容はよい企画だったと思いますが、『高齢男性が若い女性に蘊蓄を垂れる』という『マンスプレイニング』の構図だけは、ずっと気になり続けていました。次は、女性が男性にこんこんと説教する番組をやったらいいと思います。それでバランスが取れます」と私見を述べ、さまざまな意見が寄せられていた。 この投稿に長谷川氏は「知識をひけらかすも何も、そもそもこの番組の骨子は
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