「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家、角野栄子さんの作品や世界観を紹介する児童文学館が、東京・江戸川区に開設されることになり、区は角野さんの協力をえながら具体的な展示内容などを検討していくことにしています。 出身地の江戸川区は、その作品や世界観を紹介する児童文学館を2022年度に開設することを決め、23日、区役所を訪れた角野さんとの間で文書を取り交わしました。 区は今後、角野さんの協力をえながら具体的な展示内容などについて検討を進め、ことし夏ごろまでに構想をまとめたいとしています。 角野さんは「本は心を動かされたりドキドキワクワクしたりする1つの遊び場だと思うので、子どもたち自身が自分から本を選んで読むための橋渡しができるような魅力ある場所にしていきたい」と話していました。 斉藤猛区長は「子どもたちが豊かな想像力を育める場所にしていきたい」と話していました。