ひとの生活や記憶のなかに読書はどういうふうに組み込まれているのか、聞いたり聞きそびれたりしてみる企画「ひとの読書」、今回はHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE店長の花田菜々子さんにお話をうかがいました。 花田さんとは、花田さん共編著の『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』の原稿執筆を依頼いただいたときに知り合った。その後、花田さんの本『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(通称「であすす」)の帯にコメントを寄せたり、単著出版のタイミングが近かったり、『GINZA』の本の紹介コーナーの連載で同じ場所で文章を毎月書いていたり、なんとなくの仲間意識みたいなものがあったが、そういえばちゃんと話したことってほとんどないな、という間柄だった。そろそろ、ここはひとつ、じっくり腰を据えておしゃべりをしようと思い、お声がけした次第でした。 夏の始め