広告代理業からメディア業へ「5年赤字」のなかで粘り勝ち 藤田晋・サイバーエージェント社長に聞く 2010年3月10日掲載 (月刊BOSS) サイバーエージェントが展開するメディア事業「Ameba(アメーバ)」がついに黒字化した。これまではFX事業や広告代理業でメディア事業の赤字分を補ってきたが、ここにきて四半期ベースで赤字を脱却。業績面で足を引っ張ってきた事業の黒字化で、死角がなくなってきたと言える。「2010年中には最も利益を生み出す部門になる」と語るサイバーエージェント社長の藤田晋氏に話を聞いた。(月刊BOSS 2010年3月号掲載) メディア事業の黒字化 〔サイバーエージェントがブログをはじめとするアメーバ関連事業の展開を始めたのは2004年のこと。タレントやモデルなどのブログ利用者を取り込み、国内最大手のブログサービスに成長したが、過去5年はすべて赤字続き。08年9月期決算でも14