NTTドコモは,2009年10月6~10日に幕張メッセで開催している「CEATEC JAPAN 2009」において,FeliCaを利用して健康機器と携帯電話機を連携させるデモを展示した。同社は2009年6月に,携帯電話機を利用した健康管理サービス「ウェルネスサポート」を始めている。このサービスでは現在,赤外線通信を利用して健康機器と携帯電話機を連携させているが,今後はFeliCaという新たな選択肢も提供していく考えである。 今回のデモにおいてNTTドコモは,FeliCaによる通信に対応する各社の健康機器の試作品を展示した。いずれの健康機器も,ソニーが2008年12月に発表した無線インタフェース・モジュール「FeliCa Plug」を搭載したものである。FeliCa Plugは,健康機器などへの組み込みを想定し,外部のリーダー/ライターとのデータ転送を可能にした小型のインタフェース・モジュー