情報の重要性を改めて思い知らされる毎日ですが、震災の直後に、まさに命をつないだ情報がありました。宮城県気仙沼市であった奇跡的な情報リレーについてお伝えします。 (4月15日にニュースウオッチ9で放送したリポート内容を掲載します) 【震災直後に情報を発信し続けた自治体】 気仙沼市危機管理課の伊東秋広さん。 震災が起きたとき、防災情報の発信を担当していました。 地震の直後から市役所は停電。次々に通信手段が失われる中、最後までつながった携帯電話の回線をつかい、ツイッターで防災情報を発信しました。 気仙沼市危機管理課 伊東秋広さん 「住民にはとにかく助かってほしいと。この情報を見て助かってほしい。今思いつく(発信手段)はこれしかないっていうところがありましたので。」 携帯電話は、基地局が地域の高台にあったため津波の被害を逃れ、非常用の電源で数時間は通信することが出来ました。 市役所の屋上から撮