各社から3Dテレビが発表され、かつてないほど“3D立体視”に熱い視線が注がれる中、ちょっと興味をそそられるガジェットがシネックスから発売された。光学メーカーとして知られる独カールツァイスが作った3Dアイウェア「cinemizer plus」(シネマイザー・プラス)だ。 見た目は、ちょっと奥行きの長いサングラスといったところ。メガネの内側に、VGA解像度の液晶パネルを搭載しており、左右の映像を個別に表示して視差を生む仕組みだ。2Dの動画についても左右の液晶パネルに同じ絵を表示することで対応可能。同社では「2メートル離れた場所に45インチの大画面があるような迫力」としている。また、メガネのつるの部分には可動式のスピーカーを備えており、これ1台で映像と音楽を再生できる。 iPod/iPhoneとの組み合わせを前提にしている点もユニークだ。シネマイザー・プラスは、メガネ本体とインタフェースユニット