地デジチューナーの発売が解禁された当初は、録画したデータは録画したPCで見ることしかできず、メディアにダビングするとしても画質で劣るDVDがやっとの状態だったため、「アナログから地デジになってコンテンツが自由に扱えず不便になった」と感じたユーザーも多かったはずだ。 しかしそれから約2年。各メーカーの開発により、ようやくアナログ時代以上の利便性を実現しつつある。それが録画番組のネットワーク配信機能だ。 アナログ時代もネットワーク配信できる製品があったが、統一されたものではなく、各社独自仕様のものが中心だった。それがデジタル時代になり、メーカーをまたいだ機器間で録画データを楽しめるようになってきた。今回はその最新事情を解説しよう。 LAN経由でデジタル放送を配信するのに 必要となる「DLNA」と「DTCP-IP」 現在たとえば無線LANでPCやデジタル機器を接続するのに、特定のメーカーの製品同
![ネットワーク経由でもっと便利に地デジを楽しむ (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3695b366a1ba1d5a07aabfa65d07a7179bb93602/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2010%2F02%2F10%2F257236%2Fl%2F9bb684a7050330df.jpg%3F20200122)