海洋技術を手掛ける新興企業、米Liquid Roboticsが、海上ロボット「Wave Glider」の新モデル「SV3」を発表した。波力と太陽光のハイブリッド発電システムにより無休で稼働し、datacenter@sea技術で大量の海洋データをリアルタイムで解析し、情報を無線で送信する。いわば無人の海上データセンターだ。発売は2013年第3四半期(7~9月)の見込み。価格は公表されていない。 同社の主任ソフトウェア設計者は、“Javaの父”として知られるジェームズ・ゴスリング氏。2011年にGoogleを退社した後、同社に参加した。ゴスリング氏はWave Gliderに載せるソフトウェアとデータセンターにアップロードされる大量のデータの双方を担当している。 関連記事 “Javaの父”ゴスリング氏がGoogleを辞め、新興企業の幹部に 2011年3月にGoogle入りしたゴスリング氏が同社を