ソニーのヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」がついに発表された。昨年のHMZ-T1は発表当初から話題が沸騰し、ソニービルやCEATECなどでの体験デモにも長蛇の列ができた。その後も人気は収まらず、需要に供給が追いつかずに、販売を一時休止する事態まで発生した。 その話題作の続編であるHMZ-T2にも、当然ながら大きな注目が集まっている。1年を経て登場した第2弾モデルは、どこがどのように進化したのか。HMZ-T2だけでなく、旧モデルのHMZ-T1も同時に試用し、その真価に迫った。 ■基本プロフィールをおさらい まず基本的なプロフィールを見ていこう。製品の構成としてはHMZ-T1とT2は変わらない。頭に装着し、映像を表示するヘッドマウントユニット部と、映像・音声入力や処理などを担当するプロセッサーユニット部に分かれており、そのあいだを1本のケーブルで結んでいる。 プロセッサーユニット部の形