米シンクロジカル社は、SMPTE標準規格4K信号に対応した光伝送ソリューション「Thinklogical SDIXtreme」を発表。放送・業務用映像業界向けに、光ファイバールーターと光ケーブルで構成される映像延長製品を発売する。 従来複数のケーブルで送られていた4つのHD-SDI入力信号、もしくは2つの3G-SDI入力信号からなる4K信号を、光ファイバーケーブルを使うことにより1本のケーブルで延長できるのが特徴。今回発売される光ファイバールーターは速度6.25Gbps。伝送能力が高いため、データの圧縮や遅延、アーチファクト、フレーム落ちの発生も防げるという。また、映像や音声、KVM信号を最大40kmまでコンテンツの完全性を維持した状態で送信することが可能とのことだ。 なお本件の詳細については、5月9日に行われる発表会にて、同社CEOのジョー・ペイジャー氏から説明される予定とのことだ。