大手製薬会社に勤務する男性(46)は1年ほど前から都内のマンションや戸建て物件を探してきた。長男が小学校に入るのをきっかけに家族4人の新居購入を決意したが、ぶつかったのが価格の壁だ。「東京のマンションは高すぎる」一家で20件ほど物件を見て回った後、妻の実家に近い千葉県習志野市に戸建てを新築することにした。6月に引っ越しを終えた男性は「広くて庭もついている。最近は在宅勤務が中心で、東京にこだわらなければ快適に過ごせる」と語る。【前回記事】不動産経済研究所による東京23区の新築マンションの平均価格は2020年に7712万円と、全国平均(4971万円)を3000万円近くも上回る。高価格の余波は中古物件にも
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