著者の吉見範一氏は、以前に紹介した「奇跡の営業所」の森川滋之氏の師匠に当たる人です。営業は「紙芝居」と考え、数々の実績を上げてきた方です。 今回、紹介するこの本も、「紙芝居」としての営業ツールには、どんなものがあるのか、具体的に掲載されています。 「営業は怖くない、営業は心理科学」と信じるための小道具の数々は参考になります。 この本を読んで、すぐに役に立つと思えた箇所が15ほどありました。「本の一部」ですが、紹介したいと思います。 ・営業ツールがもっているメリット 「営業トークを気にしなくてよい」「客から積極的に質問してもらえる」「売り込みしなくてよい」「何度でも使える」「気持ちに左右されずにすむ」 ・営業カバンは、「使用するツールがスムーズに取り出せる」「床に置いたとき、そのまま取り出せ、スマートに使える」「客に見せてはいけないものと見せていいものを開くメインのファスナーが2つある」のが