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  • Mistakes of the First Twenty-five Years(最初の25年間の誤り) その2 | 投資十八番 

    Mistakes of the First Twenty-five Years(最初の25年間の誤り)byバフェット のつづきです。 組織が持つ欠陥(the institutional imperative)」とでもいうべきものが、ビジネスでは圧倒的な重要性を持つということだ。 ビジネススクール時代※1には、私はその存在に全く気づいていなかったし、ビジネスに進出してからもこの点を全く理解していなかった。当時の私は、真っ当で経験豊かな経営者は自然に合理的判断を下せるものだと思っていたのだ。しかし、時が経つにつれそうでないことを学んだ。合理的な判断というものは「組織の欠陥」の前ではなす術がないようだった。 ※1 『賢明なる投資家』の著者のベンジャミン・グレアムに心酔していたバフェットは、彼が教職についているコロンビア大学のビジネススクールに進学し、投資について学びました。 たとえ

    hisashi_naitou
    hisashi_naitou 2011/03/07
    組織が持つ慣性 惰性
  • 実践して分かった「時間管理」の効用 :投資十八番 

    去年は、今まで以上に時間の効率的かつ効果的な使い方を模索し続けた一年でした。 今年はそれをさらに向上させ定着させることを目標とします。 考えてみれば、時間の使い方は私を含めて20代〜30代といった若年層にとって重要です。なぜなら、この世代のほとんどの人々にとって時間は唯一の資だから。有効活用できれば将来の収穫の糧となる時間という資は、若いほど多く持っています。自分なりの時間管理法を早めに身に付けることの効用は計り知れないです。方法は人それぞれで合ったものを模索するべきなんでしょうが、基は同じだと思うので私が実践している方法を紹介します。

    hisashi_naitou
    hisashi_naitou 2011/01/10
    時間管理
  • お金について心得えておくべき5つのこと :投資十八番 

    お金とどうやって付き合っていくか、というのは重要な問題です。多くの関連書籍が出回っていて参考になりますが、まず抑えておくべきは資産運用法といった小手先のテクニックではなく、もっと大きなプロットだと私は思っています。 Everything You Ever Really Needed to Know About Personal Finance on the Back of Five Business Cards(the simple dollar) にお金との付き合い方のプロットとしてわかりやすい絵図がありますので、引用しつつどういうことなのか紹介します。

  • 「知の巨人」の読書法に驚愕した :投資十八番 

    先日、「を読む」的最高レベルの読書法という記事で、点検読書と分析読書の概要について紹介しました。これをみた方からメールをいただき、作家の立花隆氏も同じようなことをぼくが読んだ面白い・ダメな そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術で書いているので、読んでみてはどうだろうと教えていただきました。 そういうわけで、即効で入手し、連休の最後はこのを読みふけっていました。読書量が尋常でないことや、その膨大な知識量から「知の巨人」ともいわれる立花隆です。2003年に発表されたものですが、このはやっぱり凄かった。 三百冊の書評です。このどちらも一読の価値があります。 まず、1部ですが、冒頭で紹介した「を読む」を読んだ人であれば絶対に読んだ方がいいです。なぜなら、立花が語る読書法は、「を読む」でいう点検読書、分析読書、そしてシントピカル読書そのものだから。 私の読書のいちばんの特徴

  • 勉強を継続させる5つのコツ :投資十八番 

    学生時代には学生なりの、社会人には社会人なりの勉強法があります。学生時代には使い切れないほどの時間があるので、多少時間をロスしても問題はありません。しかし、社会人はそうもいきません。私は、時間が貴重な資源であると気づいたのは就職してしばらく経ってからです。その上、社会人になっても「勉強」からは開放されないどころか、学ばなければならないことは増える一方です。 私の回りには、幸いなことに勉強方法について参考にすべき素晴らしい知人がたくさんいます。勉強方法をお互いに参考にし合ったり、または優れたからも勉強手法を取り入れ、そして自分なりに実践する中で試行錯誤を経て、私なりの「勉強の型」ができました。方法は人それぞれだと思います。その上で、私の勉強を紹介します。 1 何を勉強し、いつまでに達成するか 難易度がそう高くなく、少しの勉強で目的が達せられるのであれば、特に対策は必要ないと思います。し

  • ドラッカー流セルフマネジメント法 :投資十八番 

    ドラッカーはいいます。一流の仕事をするには、まず自己の強みを知ること。そして、仕事の仕方を知り、学び方を知る。価値観を知る。自己を知ることで、得るべき所がわかり、なすべき貢献が明確になる、と。 これは、エッセンスが凝縮されたドラッカー論文集で紹介したHBR6月号に掲載されていた1999年発表の論文「自己探求の時代」の要約です。もう少し詳しく紹介してみましょう。 自己の強みは何かを知る 自己の強みを知るには、フィードバック分析しかない。すなわち、なすべきことを決めたり、始めたりしたならば、具体的に書き留めて置くのである。そして、九ヶ月後、一年後に、その期待と実際の結果を照らし合わせなければならない。私自身、これを五〇年続けており、そのたびに驚いている。 自己について知るうえで、最も重要なのは強みを知ることだとドラッカーはいいます。強みを知るには、自分が行ってきた実績や行えなかったことを記

  • 詐欺とペテンの大百科 :投資十八番 

    詐欺とペテンの大百科が面白い。 書名の通り、古今のありとあらゆる詐欺やペテン事例(加えて、悪ふざけ、ホラ、作り話、でっち上げ、贋作、偽造品等々)を集めまくっています。大百科の名にふさわしく、総560ページ、掲載事例はおよそ1000件くらいはあるのではないでしょうか(正確な数は数えられない)。騙し騙されの陰な話ばかりではなく、思わず笑ってしまういたずらや悪ふざけも多く収録されています。一つのストーリーが長くても2〜3ページしかないので、どこからでも読める気軽さがいいです。純粋に読み物として面白いことは言うまでもないですが、読者は、詐欺やペテンというものの質が何なのかについて嫌でもわかってしまいます。 著者が断じるこの指摘が正しいことは明らかです。なぜなら、時代の今昔を問わず手口の基形は変わっていないからです。ねずみ講しかり。美人局しかり。トランプ詐欺しかり。投資詐欺しかりです。何度も

  • 若い人が本気で資産形成を図らなければならない理由 :投資十八番 

    先日内閣府より公表された「高齢社会白書」に面白いデータが掲載されていました(資料的に面白いですが愉快な内容ではない)。 中位仮定値で将来の人口構成がどのようになっているかを予測したものです。 すでに日の人口は減少してますが、格的に人口が急降下していくのは2015〜2020年くらいからです。フリーフォールに乗ると、ゴンドラが頂上に達したら、落下前に一瞬だけ止まります。現在はそんな感じですね。 で、中位予測では今から45年後には3700万人減の8993万人程度になる見込みとなっています。年代別人口比率が変わらずに全体が減少するならまだいいのですが、問題は老人ばっかり増えて子どもや生産年齢人口が大幅に減ることです。 同白書に、高齢世代人口と生産年齢人口の比率の予測値を一覧にしたものがあったので引用します。 45年後の日は、65歳以上の高齢者を1.3人の生産年齢層で支えていかなければな

    hisashi_naitou
    hisashi_naitou 2010/05/23
    悲観論
  • 「金持ち争奪戦」に参加する意味はない :投資十八番 

    「金持ち争奪戦」戦わずして負ける日(日経ビジネス) 面白いコラムではありましたが、ちょっと微妙な感じです。思うところをつらつらと。 コラムの要旨は、世界的な潮流は相続税を減税したりして「金持ち争奪戦」が行われている。日では逆に増税の方向に進んでいる。それでは金持ちは海外に逃げちゃうよ。ということです。まあ、確かにオーストラリア、カナダ、スイス、ニュージランド、スウェーデン、イタリア、マレーシア、シンガポールなどには相続税がなく、イギリス、フランス、ドイツは相続税の廃止を検討しています。しかしです。 米国ではブッシュ政権で「相続税ゼロ」を目指していました。結局はオバマ政権に変わり、ゼロとはならなかったのですが、非課税枠は拡大しています。2009年に200万ドルから350万ドルへとなりました。 意図的に触れていないのかもしれませんが、アメリカの相続税が減税となったのはブッシュ政権時に造

  • 地球上で最も気味の悪い6つの場所+α | 投資十八番 

    地球上で最も気味の悪い6つの場所+α 2010.02.27 未分類・雑談 気味が悪いけど、行ってみたい気もする場所。 海外のサイトで紹介されていた、「地球上で最も気味の悪い6つの場所」をご紹介します。 苦手な人はスルーしてくださいね。 #6 青木ヶ原樹海(日

    hisashi_naitou
    hisashi_naitou 2010/02/28
    観光 旅行
  • 賢明なる投資家−グレアム著 | 投資十八番 

    賢明なる投資家−グレアム著 2007.10.16 歴史・哲学・書評 私が読んだ投資の中で、敢えて一冊を選ぶとしたら、グレアムが著した「賢明なる投資家 」を挙げます。 このは、かのウォーレン・バフェットの師で、バリュー投資の祖といってもいいベンジャミン・グレアムの著作で、初版は1949年と大変古いものですが、投資としての価値はいまだに健在です。 現在、書店に並んでいる新版の序文にはバフェットが登場しています。 彼はこのについてこう述べています。 『私がこのの初版を読んだのは19歳のときでした。そのとき、それまでに読んだ投資関連のすべてのの中で、最高の1冊だと思いました。そしてその思いは今も変わっていません。』 バフェットはこう述べていますが、若いうちにこうした素晴らしいに巡りあえたことが彼のその後の成功の一助になったのかもしれませんね。実際にバフェットは自らが経営する

  • 私的おすすめ本のまとめ[投資、マネー編]:投資十八番

    私はこれまで数えきれないほどの投資関連を読んできました。 最近ではあまりこのジャンルのを読まなくなりましたが、それはすでに十分な知識を多くのすぐれた書籍で吸収したと思っているからです。 そこで、個人的に、投資資産運用を行う人にこれだけは読んでおいてほしいと思うオススメのをいくつか紹介いたします。 ■ 新 賢明なる投資家(ベンジャミン・グレアム ジェイソン・ツバイク) [レビュー] ウォーレン・バフェットの師匠ベンジャミン・グレアムが著した古典的名著。 投資家が心がけるべきことやさまざまな基礎的な投資手法を紹介している。書をバリュー投資の手法のみを紹介したものであると捉えてほしくない。著者の意図するところはもっと大きい。 ■ マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール(マックス・ギュンター) 書は「スイスの銀行界や投機筋の仲間うちで暗黙のうちに了解され

    hisashi_naitou
    hisashi_naitou 2010/02/13
    未読 投資 ファイナンス
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