Mistakes of the First Twenty-five Years(最初の25年間の誤り)byバフェット のつづきです。 組織が持つ欠陥(the institutional imperative)」とでもいうべきものが、ビジネスでは圧倒的な重要性を持つということだ。 ビジネススクール時代※1には、私はその存在に全く気づいていなかったし、ビジネスに進出してからもこの点を全く理解していなかった。当時の私は、真っ当で経験豊かな経営者は自然に合理的判断を下せるものだと思っていたのだ。しかし、時が経つにつれそうでないことを学んだ。合理的な判断というものは「組織の欠陥」の前ではなす術がないようだった。 ※1 『賢明なる投資家』の著者のベンジャミン・グレアムに心酔していたバフェットは、彼が教職についているコロンビア大学のビジネススクールに進学し、投資について学びました。 たとえ