タンパク質は、骨を伸ばし、骨を大きくし、成長ホルモンの分泌を促す最も重要な栄養素です。 カルシウムはその骨を強くする栄養素です。どちらが欠けてもいけませんが、タンパク質が1番大事です。 身長は遺伝の要素が大いにありますが、同じ遺伝子を持つ一卵性双生児でも、食べ物の好き嫌いや生活習慣によって身長に差が出ます。 日本人男性の身長の推移を歴史的に見てみると~ 縄文時代、平均身長が158cmだったのが弥生時代・古墳時代にぐっと身長が伸び、163cmに。狩猟時代だった縄文時代から農耕時代に生活様式が変化し、主食が肉から米になったのが要因ではないかとされています。 そこから、明治時代まで平均身長は低くなる一方となります。 古墳時代から鎌倉時代に時代が推移していくと、精進料理がブームになり、肉は食べない質素な食生活になります。タンパク質不足により身長が低くなったと考えられています。鎌倉時代には159cm