JR西日本が、運行情報などに使われる「人身事故」という表現を「列車がお客様と接触」に改めました。自殺防止策の一環として、11月1日に切り替えたとのこと。 11月から「列車がお客様と接触」が使われるように(Webサイトより) 10月31日までは「人身事故」を使っていました(Webサイトより) JR西日本に取材したところ、「『人身事故』という表現は『自殺』を連想させやすく、そこから鉄道を自殺の手段に用いる考えが生まれやすくなる可能性がある」とする論文が、鉄道関連の研究を行う鉄道総合技術研究所から発表されているとのこと。これを受け、同社は2016年12月から表現の変更を検討しはじめ、約1年後の今年11月から「列車がお客様と接触」を運行情報、駅構内のアナウンスなどで使うことになったといいます。 鉄道総合技術研究所の記事によれば、オーストリアでは、地下鉄での飛び込みに関する報道を控えた結果、飛び込み
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