視覚文化叢書 6 〈色盲〉と近代 十九世紀における色彩秩序の再編成 芸術 馬場 靖人(著) A5判 320ページ 上製 定価 4000円+税 ISBN978-4-7872-7429-8 C1370 在庫あり 書店発売日 2020年02月27日 登録日 2020年01月07日 紹介18世紀末から19世紀末までの近代ヨーロッパと20世紀前半の日本における〈色盲〉という概念の形成や色覚検査器具の開発の歴史をたどる。近代的な〈色盲〉概念の系譜を明らかにして、きたるべき「色覚多様性社会」の構想をも指し示す画期的な成果。 解説一般的には「異常」や「障害」としてネガティブにとらえられがちな〈色盲〉。だが、そういったイメージは「近代」によって作られたものにすぎなかった――。 ドルトン、ゲーテ、メリヨン、ブルースター、ショーペンハウアー、ヘルムホルツ、ヘリング、スーラ、ホルムグレン、シュティリング、そして