上位モデルのQuest 3ではなく、5万円以下で買える「Quest 3S」という選択肢はアリか? 実機を試した:武者良太の我武者羅ガジェット道(1/3 ページ) 10月15日にVR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」が発売されます。久々に登場する5万円以下のエントリー向けモデルに市場の注目が集まっていますが、発売に先駆けて開催されたメディア向け体験会に参加してきました。 あくまでファーストインプレッションではありますが、初めてのVR/MRヘッドセットデビューに最適かつ、「Meta Quest 2」からの買い替えにも適したモデルだと感じました。これはコストパフォーマンスに優れたVR/MRヘッドセットです。
「Apple Vision Pro」を真っ先に体験した林信行氏が改めて考える「空間コンピュータ」の現在地(1/5 ページ) 「初の空間コンピュータ」としてAppleが発表した「Vision Pro」の国内発売から2カ月が経過した。発売時にはTVもソーシャルメディアも大騒ぎとなったが、最近、その話題もずいぶん落ち着いてきた感がある。 果たしてApple Vision Proの魅力はその程度なのだろうか。Appleの社員以外の日本人として私が最初にApple Vision Proを体験してから14カ月がたった今、改めてApple Vision Proについて考察し、その現在地を検証したいと思う。 今買える3~5年後の未来 Apple Vision Proが発表されたのは2023年6月だ。当時、私はAR/VRゴーグルには懐疑的で、できればAppleには出してもらいたくないと思っていた。にも関わら
今回はついに日本で発売されたApple Vision Proを購入して使ってみた感想をお伝えしたいと思います。もはや最高すぎて記事はこれで書くことが多いです。 まず、MR性能の高さは特筆すべきです。パススルーは言うまでもなくカラーで良好です。周囲はモノクロなHMDの時代がもはや懐かしいですね、Quest 2とか。そしてVision Proの前面に搭載された多数のセンサーが空間を認識し、圧倒的な解像度(片目あたり3800×3000ピクセル)で「ウィンドウがぴったり本当にそこにあるかのように」表示する様子は圧巻です。パススルーは低照度で少しブラーがかかるのがやや気になりますが、それぐらいでしょうか。この画質と空間に張り付く感じは他のHMDよりも優れています。 細かい部分が本当によく作り込まれていると感じます。たとえばチュートリアルからその片鱗を味わうことが出来ます。おしゃれな円型を、視線誘導で
Unveiling part of the exhibition! The third release features the famous school route from the series. Experience the eerie shadows, and recreated settings that make you feel like you’ve stepped into lain’s world. #lain25th #WeirdExhibition pic.twitter.com/lgzgG7Xieu — serial experiments lain (@1998_lain) June 13, 2024 お話しの内容としては、ワイヤード(こちらで言うところのインターネット)と基底現実との境界が曖昧になりつつ、それにより自我のもつ狂気や葛藤がうきぼりになる様相です
この滅びかけている世界で、わたしたちが写真を撮る理由 『Umurangi Generation VR』が映し出す現実を見つめて 世界の終わりの空とペンギン (本編より:カモメ) 赤くはないだろう、とまずおもう。最初のステージでの空は、青い。 タイトルに含まれる「ウムランギ」とは、マオリ語で「赤い空」を意味する語だとストアの説明文には書いてある。にもかかわらず、空は澄み切っている。むしろ、赤いのは夕陽に照らされる海であり、そびえ立つビル群だ。 (本編より:ニュージーランドらしいです) あなたは物言わぬ3名の人物(ひとりは踊り狂っている)とどこかのビルの屋上にいて、ペイントアートだらけのその場所から赤い街を見下ろしている。空には鳥たち。カモメたち。屋上の一部はなぜか浸水していて、仏頂面のヒゲペンギンが浸かりながらどこか遠くを見つめている。 (本編より:ヒゲペンギン) あなたの仕事は配達員だ。し
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 Apple Vision Pro(以下Vision Pro)を購入して1カ月以上が経過した。「飽きて使わなくなった」という人もいるようだが、筆者はほぼ毎日、便利に使っている。 仕事自体も、Mac+物理ディスプレイ6に対してMac+Vision Proが4、くらいの比率で利用している。 そういう風に使うとなると、仕事環境や周囲の配置自体も、Vision Pro向けの最適化が必要になってくる。 今回はどんなことをしたのか、ちょっとまとめてみたいと思う。 イベント告知:Vision Proがドレスコードの「Apple Vision Proパーティー」第2回、秋葉原UDXで3月28日(木)開催。持っていなくても参加できます | テクノ
朝起きて、「うーんまだ布団から出たくないな」と思ったとき、おもむろにVisionProを被ってみた。 暗い部屋では認識が格段に悪くなるが、なぜPSVRではこういう使い方をしなかったのかわかった。後頭部だ。 PSVRは後頭部にゴツい部品があって、それで寝ながらVRを見るということが少し難しくなってる。VisionProの標準のバンドはこういうときにちょうどいい。 VisionProでTerminalを動かして、継之助の様子を見る。今日も元気に学習しているようだ。 昨日寝落ちした Amazon Primeの「沈黙の艦隊」第五話と六話を見る。音がいい。空間オーディオに対する長年の研究が結実してる感じ。しかもすごくいい音なのだ。 昨日、路上で歩きながら使ってみた(技適の特例申請には移動経路を申告済み)。路上で使うと思わぬ欠点というか盲点にぶちあたる。ウィンドウがついてこないのだ。 他のHMDと違い
昔は海外の電波を発する新製品は国内で使用できなかったが、今は総務省の技適の特例制度を利用することでいち早く試すことができる。 「海外法令」云々のところで多少つまづいたが、これはFCC IDを検索すれば解決した。 https://fccid.io/BCGA2117 VisionProのFCC IDはBCGA2117だった。 これで準備完了。 吾輩は、かつては1990年代にキヤノンのMR(混合現実感)システムや理化学研究所のSR(代替現実感)システムを試し、大学院の履修生をやっていた頃はVR特講を受講し、学生対抗国際VR(人工現実感)コンテストに参加したこともある。htc Viveでいくつかのデモを作り(ほとんどは非公開)、Oculusもほとんど持ってるくらいはHMD好きである。片目リトラクタブルHMDで自転車の走行を支援するシステムのデモも2008年頃に作った。 2017年には機械学習したM
これだけで何不自由なく仕事ができる。あとおそらく数ヶ月後の未来には。 Apple Vision Proを日常的に使い始めた。「日常的に」というのがとてもだいじで、デモを体験するとか、ちょっと借りてみるとかではなく、わざわざ大枚はたいてアメリカまで買いに行ったのはこれをやるためだった。はたして、これが普段使いのツールとして便利に、生活に馴染む時代はやってくるのだろうか?というのを見極めたい、とおもったからだ。 実際に作業環境として「空間コンピューティング」というやつを受け入れ始めると、AppleとMetaの違い、Vision ProとQuestの設計思想の違いがより際立って見えてくる。Vision Proの話を見聞きすると、だいたいセットで「それ、Quest3でも同じことができるんだけど」という話もついてくるんだけれども、同じようで、同じでないんだということがよくわかる。 Appleが作りた
2024年2月2日(金)にアメリカで発売されるApple初のヘッドセット型空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」について、実際に先行で数日間使ったという人がオンライン掲示板サイト・Redditに、Apple Vision Proのおよそ7分の1の価格で入手できるスタンドアローン型MRヘッドセット「Meta Quest 3」と比較したレビューを投稿しています。 [Long post]Tried Vision Pro. Here's what I thought : OculusQuest https://old.reddit.com/r/OculusQuest/comments/1aetqks/long_posttried_vision_pro_heres_what_i_thought/ Apple Vision Proはアルミニウムフレーム製で、しっかりした手触
Apple初となるVR/MRヘッドセット「Apple Vision Pro」が、まずはアメリカで2024年2月2日に登場します。3499ドル(約51万6000円)という価格でありながら、20万台が予約開始直後に完売するほどの注目を集めているApple Vision Proをさっそく開封する様子が、YouTuberのMarques Brownlee氏によってムービーで公開されています。 Apple Vision Pro Unboxing! - YouTube Apple Vision Proの化粧箱はこんな感じ。 箱を開けると、Apple Vision Proの本体が登場。 その下にはApple製品おなじみの「Designed by Apple in California」というコピーが書かれた紙のケース。 このケースに収まっているのはライトシールクッション。 ライトシールはApple Vi
私が最も熱中しているVR機器であるPSVR2との比較を交えて感想を書きます。 単に一番触っているVR機器だから比較しやすいだけで、PSVR2とMeta Quest 3は用途が違いますから、どちらかを購入するための参考にするようなものではありません。 ロードバイクとマウンテンバイクのような違いがあると思います。自分のやりたい用途に合ったものを選ぶのが大事です。 進化幅はやや物足りない Meta Quest 2からの進化幅はやや物足りないというのが正直なところです。Meta Quest 2から3年経ったなりの進化はありますが、3年という期間と37,620円という価格差を考えると、驚きは感じられず、物足りなさを感じてしまう進化幅です。 「マシンパワーが約2倍」と言っても、1.25 TFLOPSが2.45 TFLOPSになっただけです。 Meta Quest 2: 1.25 TFLOPS PS4:
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