目の不自由な人などが、自転車に乗る人たちに点字ブロックの上を走らないよう呼びかける取り組みが、横浜市の商店街で行われました。 この取り組みは、点字ブロックを頼りに歩く目の不自由な人たちが点字ブロックの上を走る自転車とぶつかるなど、危険なケースが後を絶たないことから行われました。 横浜市旭区の商店街には、地元の視覚障害者のほか交通安全協会や警察の関係者など合わせて10人ほどが集まり、自転車に乗っている人を呼び止めて、点字ブロックの上を走らないよう呼びかけました。 なかには、車道から歩道に乗り上げて点字ブロックの上に車を止めてしまうドライバーもいて、警察官から注意を受けていました。 参加した視覚障害者の坂間大喜さん(63)は「点字ブロックが私たちにとってどれほど大切なものか、皆さんにもっと理解してもらいたい」と話していました。