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2008年7月31日のブックマーク (9件)

  • 七本腕のジェシカ II:木村航 - WATERBIRD

    なんか上下巻っぽい構成だったらしい。SF風吸血鬼ファンタジー。設定がごちゃごちゃしてわかりづらかったけど、つまるところ純愛なのか。 純情なジェシカに凶暴な魔王が入っているギャップが良い。その多重人格ジェシカたんにヘタレエドガーが翻弄されているのも。妙に色気のあるコーデリアさんや、ツンデレなオフィーリアが、エドガーと融合したり胸を揉ませたりなんて、どことなく浮気展開っぽくて、良いではないか良いではないか。続編が出るなら、四人で旅をしているあいだに四角関係に陥って超修羅場るとか、そんな展開がないかなぁ。 というかヘルマ様はいったい何をしたかったんだ。自信満々でちょっかいかけて、すぐ諦めて。ラストのヘルマ様はまるで息子のお見合いを見守る母親のようだったぞ。それで良いのか貴族様。

    七本腕のジェシカ II:木村航 - WATERBIRD
  • 『七本腕のジェシカⅡ』読了 - 積読を重ねる日々

  • 灼熱のエスクード2 LADY STARDUST:貴子潤一郎 - WATERBIRD

    アロマたんキター! 残虐! 幼女! ダークヴィクトリカ! ラストのレイニーさんのアレよりもむしろ、アロマたんの「ルーシアから分離独立した異次元生命体」という設定に惚れる。レイニーさんの立ち位置というのは、それはそれで非常に良いものなんだけど、アルフェルムをして「二度と会いたくない」と言わしめるアロマたんが今後どれほどの活躍を見せるか、それを想像するだけで脳汁が出るじゃないですか。レイニーさんは表のヒロイン、アロマたんは裏のヒロイン、ということになるんだろうか? …しかしレイニーさんにとっても、アロマたんにとっても、ルーシアは咬ませ犬すぎる。というか踏み台みたいなもんじゃないか。かわいそうです。 あとお笑い的にもクラウディア一門に代わってアルフェルム一門が台頭してきている模様。いや、アルフェルムはカッコいいキャラになったなぁ。

    灼熱のエスクード2 LADY STARDUST:貴子潤一郎 - WATERBIRD
  • 生徒会の三振:葵せきな - WATERBIRD

    いつもどおりとしか言いようがない。ラノベ界で最も感想を書きにくい作品になりつつある。…て、手抜き感想じゃないんだからね! いちおうラブコメでありながら、主人公の腰が引けているためにラブに突入しにくい雰囲気が形成されているけれど、一旦ラブに突入しさえすれば、むしろかなりの破壊力が発揮されている気がする。今回は深夏だったなぁ。良い。 あとがき。わりと短期集中刊行的なシリーズかと思っていたけど、このあとがきから察するに、長期シリーズ化したのだろうか。売れてるから引き伸ばされたのか、最初からできるかぎり続けるつもりだったのか、それともやはり早めに終わらせる予定なのか。いつでも完結できそうな、そして無限に続けられそうな話ではあるけど、内容が内容なだけに、引き際を誤ると単なるグダグダな作品になっちゃいそうな。まあいいけど。

    生徒会の三振:葵せきな - WATERBIRD
  • ゲーム・アニメ・ラノベを楽しむ日記 「とある魔術の禁書目録9」レビュー

  • 灼熱のエスクード 2 - まあいいか。

    Title : 灼熱のエスクード 2 LADY STARDUST Author : 貴子潤一郎 / Illust : ともぞ ISBN:9784829133118 / 富士見ファンタジア文庫 シリーズ新刊。今回は魔族が集う修道院の地下に隠されたモノを探すお話です。 ルーシアと外道祈祷書の話が大きく進展し、さらにレディ・キィが誰なのかようやく明らかに。一気に話が進んだ感じがします。特にレディ・キィの正体は、ちょっと予想と違いました。そっちか...。誰にせよ、主人公にとっては辛い事になるだろうとは思いましたが、これまた特大にキツいですね。どうすんだろ。 ルーシアの方はちょっと一段落? とは言え、こっちもこっちで辛い展開で、目の前に次なる問題が控えている訳ですが。けど、どうにもならんよね、これ。 しかしこのシリーズ、幸せになれそうなキャラが誰1人いません。読んでて気が滅入る...。次の巻はもっと

    灼熱のエスクード 2 - まあいいか。
  • 晴れた空にくじら 浮船乗(ふなの)りと少女 - 灰色未成年

    晴れた空にくじら 浮船乗りと少女 (GA文庫) 作者: 大西科学,refeia出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/07/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 447回この商品を含むブログ (44件) を見る読了。 「おれ、こういうの、見たことがあるぞ」 「えっ」 とクニが訊き返すのに、雪平はひとつうなずいて、 「こんなふうに、石を紐でつないで投げると、トンボが捕れるんだ」 「馬鹿っ」 こんなときに、という顔をしたクニに、雪平は、まったくだ、と思った。まったくなのだが、思いついたのでつい言ってしまったのである。 空に棲む”浮鯨” の体内に産し、空中に浮く力を持つ不思議な球体”浮珠”。波多野雪平は”浮船乗り” として商船に乗っていたが、とある事情から陸に一ヶ月滞在している。そうやって腐っていたある日、突然現れた少女はこう言った。「ここに浮船があるでしょう。――その

    晴れた空にくじら 浮船乗(ふなの)りと少女 - 灰色未成年
  • 『晴れた空にくじら 浮船乗りと少女/大西科学』

    狭間の広場 ライトノベル中心の感想ブログ。ネタバレ満載 かつ 時々地雷常に辛口。 苦手な方はお気をつけください。 晴れた空にくじら 浮船乗りと少女 (GA文庫)/大西 科学 ¥620Amazon.co.jp 【「フネをください」 そういってやってきたのは、くじらうちの少女だった。 「ここに浮船があるでしょう――そのフネ、私にください」 突然現れた少女の、あまりに突拍子もない申し出に、雪平はしばらく返事ができなかった。 浮船――空を飛ぶ不思議な生物「浮鯨」から採れる器官「浮珠」を利用した空中船が、たしかにこの事務所には一隻ある。 だが、もちろんそれは気軽に人にあげたりもらったりできるものではないのだ。 驚きつつも、とりあえず少女に詳しい事情を訊こうとする雪平。 しかしそれは彼らにとっての大きな冒険の始まりに過ぎなかった。 戦争の始まった空、くじらの棲む成層圏の下で展開する、ボーイ・ミーツ・ガ

  • SH@PPLE〈2〉 – MOMENTS

    旅行へ行きませんか?」そう言って兎羽山の温泉付きホテルへ誘ってきたのは、雪国が想いを寄せる一駿河蜜さん。胡蝶の宮発案の3人きりの温泉旅行に、雪国はどきどきわくわく。そんな雪国の様子を不審に思った舞姫は、SEC の面々に引きずられるように、弟を追いかけることに。男であることを明かせない雪国の、危険と期待が入り交じった小旅行、彼の恋路はいったいどーなる? 嬉し恥ずかし温泉旅行。混浴もあるよ? 前巻の引き通り、今回は蜜と胡蝶の君こと典子さんと連れだっての温泉旅行。雪国は正体を明かせていないだけに、いつばれるかと気が気ではないながらも、やはり蜜とのお出かけに心躍らせる様が初々しいなあと。そして、蜜のほうも、気になる先輩となってしまった舞姫(だけど中身は雪国)の一挙手一投足に振り回されてみたりと。そんなふたりのぎこちないやりとりや、ちょっとしたすれ違いで傷ついたりする幼い心の描かれ方がなんともお見