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ブックマーク / inn.hatenablog.com (122)

  • のうりん - まあいいか。

    Title : のうりん Author : 白鳥士郎 / Illust : 切符 ISBN:9784797366907 / GA文庫 農業高校が舞台。ある日飛び込んできた、主人公が大好きなアイドルの引退報道。その直後、そのアイドルが転校してきて...と言う所から話が始まります。 農業とラブコメを混ぜたような1冊。コメディ要素が強くて、所々で噴き出しそうな場面があり、楽しかったです。最近のネットやアニメのネタが豊富に取り込まれていて、知っている人はより楽しめるんじゃ無いでしょうか。巻頭のカラーイラストからして噴いた。 しかし、主人公の幼馴染が好きになれなくて、ラブコメ的には微妙でした。ラブコメに嫉妬はつきもの...だけど、物に当たるのは良くない。主人公も許しちゃうし、もやもやする。 なんでアイドルが転校してきたのか? とか、どうして幼馴染と主人公を巡って張り合うのか? とか、いくつか疑問が残

    のうりん - まあいいか。
  • 神様のメモ帳 7 - まあいいか。

    Title : 神様のメモ帳 7 Author : 杉井光 / Illust : 岸田メル ISBN:9784048706919 / 電撃文庫 アニメ放送中の『神様のメモ帳』シリーズ7冊目。 今回の依頼は活躍中のアイドルから。何年も行方不明の父親を探して欲しいと言うもの。写真をみせてもらうと、それは知り合いのホームレスだった。しかし当人に話しても、自分が父親だとは頑なに認めない。さらに、ホームレスがサバイバルゲームの銃で襲われる事件が相次ぎ...と言う感じに話が始まります。 後味は悪いんだけど、その中にも一筋の光が見える。そんな1冊でした。面白かったです。 父親とは認めないホームレスを、如何に説得するのか、と言う展開になるのかなぁと思いながら読んでいたのですが、実際にはそんな生優しい展開ではありませんでした。ここまでするか...と思わずにはいられないような残酷な展開。顔を覆いたくなるような

    神様のメモ帳 7 - まあいいか。
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2 - まあいいか。

    Title : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2 Author : 渡航 / Illust : ぽんかん⑧ ISBN:9784094512861 / ガガガ文庫 とある高校を舞台に、クラスでぼっちな主人公と、彼が所属する事になった「奉仕部」の部長であるヒロイン・雪乃の2人が、奉仕部に持ち込まれる生徒からの相談事を解決していくお話の2冊目。 前巻は複数の相談事を続けて解決していきましたが、それほど数がある訳では無く。2つの相談事を通して、登場人物間の関係を詰めていくような展開でした。面白かったです。 基的に他人との関わりを煩わしく思っている主人公と雪乃ですが、それでも完全に拒絶していない。と言うか、別に人間嫌いで拒絶したいのでは無くて、人との関わりで傷つくのが嫌なだけ。だから他人との交流自体、当は望んでいるんじゃないのかな? と思わせるようなシーンがチラホラとあり、そこが良か

    やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2 - まあいいか。
  • 魔弾の王と戦姫 - まあいいか。

    Title : 魔弾の王と戦姫 Author : 川口士 / Illust : よし☆ヲ ISBN:9784840138574 / MF文庫J 主人公は地方の貧乏貴族。ある日、隣国との戦に駆りだされたが大敗し、敵国の捕虜となってしまう。主人公を捕虜としたのは、隣国に7人いる「戦姫」と呼ばれる存在の1人。自分の領地に戻るためには、身代金を払わねばならないが、途方も無い大金で、払えるかどうか分からず...と言う感じに始まります。 とても面白かったです。こんなに盛り上がる川口士作品は初めてだ!! 地方の貧乏貴族な主人公が戦争へと駆り出されて捕虜になり、自分の国へ帰れるのかどうかわからない状態で話が進む不安定さにドキドキしっぱなし。主人公は弓の達人で、剣や槍は全然使えないけれど、弓ならば誰にも負けない...と言うか歴史上でも他にいなかったんじゃないのか? と言うレベルの腕前。その腕を見込まれて、戦

    魔弾の王と戦姫 - まあいいか。
  • おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その1 - まあいいか。

    Title : おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その1 ごく個人的な世界の終わり Author : 葉村哲 / Illust : ほんたにかなえ ISBN:9784840134491 / MF文庫J 連作短編風に短い話が沢山収録された構成。主人公とヒロイン2人。合計3人が会員のゲーム同好会の部室で繰り広げる何気ない日常の話...のはずが、突如異能バトルが始まったりしてビックリ。プロローグで異能ものと思わせておいて、編は日常ものと見せかけた異能バトルもの、でもやっぱり最後は日常もの。何か、混ぜちゃいけない2つを混ぜたらこうなりました! みたいなお話でした。 この作者のデビュー作である『この広い世界にふたりぼっち』は肌に合わなかったのですが、これは楽しめました。ツンデレヒロインと積極的なヒロイン、好対照の2人が主人公を中心にラブコメするだけと言えばそれだけなんですが。主人公とヒロイン達が持

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  • 社会的には死んでも君を! - まあいいか。

    Title : 社会的には死んでも君を! Author : 壱日千次 / Illust : 明星かがよ ISBN:9784840135832 / MF文庫J 第6回MF文庫Jライトノベル新人賞・佳作受賞作。 幽霊・香月に出会ってから、ラブコメ現象に巻き込まれる事になってしまった高校生が主人公。ラブコメでよくある、少しエロイハプニングに巻き込まれる現象..と言う事で、周りの女子からは嫌悪されていた中学時代から脱却すべく、その現象に逆らえるように身体を鍛え、様々なラブコメ現象に対して対策を練る日々。高校に入っても早速ラブコメ現象に巻き込まれたが、それで出会った女子達に気に入られて...と言う展開。 思い込んだら一途で微妙に病んでる娘に、弟大好きでストーカー気味な義理の姉、厳格だけど素直で良い子の生徒会長。そして主人公から離れられない幽霊の香月。ラブコメ現象に巻き込まれながら、それぞれ特徴的なヒ

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  • 小さな魔女と空飛ぶ狐 - まあいいか。

    Title : 小さな魔女と空飛ぶ狐 Author : 南井大介 / Illust : 大槍葦人 ISBN:9784048688369 / 電撃文庫 『ピクシー・ワークス』でデビューした作者の2冊目。 隣国で内乱が続く中、戦闘機乗りでエースパイロットである主人公が、突如言い渡された新たな任務。それは小さな科学者・アンナリーサの補佐だった。戦争を終わらせるための兵器開発に新たに携わるようになった彼女を、実践経験者としてサポートする事になったのだが...と言う感じのお話。 コメディっぽい展開に走るのかと思えばシリアスになったり、その逆もあったり...と、どう読めば良いのか戸惑った1冊で、イマイチ楽しみ切れず。時折容赦なくグロい描写が混ざるのも、「えっ?」と思いました。戦争ものだから分からんでも無いけど。 ワガママだけど当に天才なアンナリーサ。最初はそれほど主人公を重要視していなかったのに、気

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  • 月光 - まあいいか。

    Title : 月光 Author : 間宮夏生 / Illust : 白味噌 ISBN:9784048687225 / 電撃文庫 第16回電撃小説大賞・最終選考作。 主人公は男子高校生。同じクラスのアイドル・月森葉子が落としたノートに挟まっていたメモを見てしまう。そこに書かれていたのは「殺しのレシピ」。そしてそのレシピに書かれていたような状況で、彼女の父親が事故死して...と言う感じで話が始まります。 ミステリ風味の恋愛もの。微妙に肌に合わない作品でした。 退屈な日常に飽きて刺激を求めていた主人公は、ヒロインの落とした意外過ぎるメモに心踊らせ、彼女に少しずつ近付いて行くのですが、逆にヒロインの方も主人公に急接近。いきなりの告白から奇妙な関係が続いていく展開は良い感じ。どちらも頭がとても回るキャラクタなので、ヒロインの接近は何か裏があるのでは? と疑ってしまいます。それは主人公も同様で。で

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  • 東京レイヴンズ 1 - まあいいか。

    Title : 東京レイヴンズ 1 SHAMAN*CLAN Author : あざの耕平 / Illust : すみ兵 ISBN:9784829135198 / 富士見ファンタジア文庫 あざの耕平の新シリーズ。 多発する霊災を祓うために陰陽師が活躍する日を舞台に、名門・土御門家の分家の息子・春虎が主人公。陰陽師としての才能に欠け、普通の高校生として暮らしていたが、幼馴染で土御門家次期当主・夏目が陰陽師の学校から夏期休暇で帰ってきた。この2人、過去に色々とあって...と言う感じに話が進みます。 面白かったです。まだ導入なので、番はこれからな感じですが、それでも普通に楽しめました。かつてとある約束を破ってしまった事で、仲がギクシャクしてしまった主人公とヒロイン・夏目。その関係は相変わらずなのですが、今回、夏目を狙って起きた事件を通じて距離が縮まる展開は良い感じ。主人公と普段つるんでいる、も

    東京レイヴンズ 1 - まあいいか。
  • ゴールデンタイム 1 - まあいいか。

    Title : ゴールデンタイム 1 春にしてブラックアウト Author : 竹宮ゆゆこ / Illust : 駒都えーじ ISBN:9784048688789 / 電撃文庫 竹宮ゆゆこの新シリーズ。 超美人でお嬢様のオーラをまとう香子は、幼馴染の柳澤光央に子供の頃からベタ惚れ。その過激なまでの愛情に嫌気がさし、内部進学を蹴ってわざわざ違う大学を選んだ光央を追いかけて、香子も同じ大学へ。主人公は入学式初日に柳澤と出会った男子で、大学生活を送りながら香子や柳澤と付き合っていく展開。 とても面白かったです。ままならない恋愛模様が最高でした。そしてヒロインの香子さんがすっごく良かった!! 彼女の柳澤への愛情は最早行き過ぎなぐらいで、「自分が好きなんだから向こうも自分を好きに違いない」と思い込んでいる。しかし柳澤としては、これまで誰かを好きになる度に邪魔をする香子には嫌気が。読者として傍から読ん

    ゴールデンタイム 1 - まあいいか。
  • 神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット - まあいいか。

    Title : 神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット Author : あざの耕平 / Illust : カズアキ ISBN:9784797360257 / GA文庫 シリーズ3冊目。『ポリ銀』、どうやらこれで完結? らしい。 サリエルがスランプに陥って大騒ぎする話とアマディアの話がメイン。特にアマディアの話が最高でした。兄の登場で、神曲楽士を諦めて家に帰らなければならない瀬戸際に立ったアマディア。落ち込んで諦めかかって。でもそんな俯いた展開を強引に薙ぎ払ったのはやっぱりサリエル。普段は傲慢で謙虚さの欠片も無いキャラだけど、音楽と、音楽を愛する人に対する情熱は人一倍。スランプになった時の話では、モモとの絆で立ち直っていく展開もあったし、元来は良い人なんだろうなぁ。ぜっっっったい表に出さないだろうけど。 そしてアマディアの話。『ダン・サリエルと真夜中のカルテット』と言うサ

    神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット - まあいいか。
  • 幻想譚グリモアリス 6 - まあいいか。

    Title : 幻想譚グリモアリス 6 かくてアダムに祝福を Author : 海冬レイジ / Illust : 松竜 ISBN:9784829135556 / 富士見ファンタジア文庫 シリーズ完結。冥府の混乱が落ち着き、最後の戦いへ。地獄が溢れ、天国の登場から途端に話が大きくなって、一体何処へ向かうんだろう...と言う気がしたのですが、終わってみれば大団円でした。鈴蘭にアコニットの兄の話もキッチリとまとまって、残された伏線は全部回収。綺麗に終わっていて良かったです。 強敵を相手に持ち前の頭脳と並々ならぬ決意と覚悟で挑んだ誓護の活躍が凄かったのですが、個人的にはアコニットが素晴らしかったです。絶望に暮れている鈴蘭と対峙し、説得する。昔のアコニットならここまで出来ただろうか...と思うと、凄く成長したなぁと感慨深くなりました。また誓護に対する気持ちも、遂にここまで素直になったか...と思うと

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  • ベン・トー 6 - まあいいか。

    Title : ベン・トー 6 和栗おこわ弁当310円 Author : アサウラ / Ilust : 柴乃櫂人 ISBN:9784086305617 / スーパーダッシュ文庫 今回は文化祭。佐藤はこれまで行った事の無かったスーパーに赴き、そこでガーリー・トロットの二つ名を持つ女性と出会う。さらに槍水先輩の妹が文化祭見学の為にやって来て...と言う感じに話が進みます。 5巻は佐藤が物凄く熱かったけど、今回は槍水先輩のターン。溺愛する妹の前では普段見せない顔をするものの、ラストの戦いでは紛れもなくヒーローでした。こんな姉がいたら、妹が憧れるのも当然か。そして妹。シッカリと氷結の魔女の血を引いていますね。佐藤に頼み込んでスーパーに連れて行って貰い、憧れの姉が話してくれた狼達の熱き戦いへ初めて挑む展開が良かったです。姉がかつて負けたガーリー・トロットへ復讐心を燃やし、勝てない相手と分かっていても

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  • 僕は友達が少ない 4 - まあいいか。

    Title : 僕は友達が少ない 4 Author : 平坂読 / Illust : ブリキ ISBN:9784840134576 / MF文庫J 『はがない』4冊目。 前巻のラストで夜空が作った見せ場を引き継ぐ感じで、この巻も少し夜空中心な感じ。星奈派の自分としては少々複雑な気分です。今回の星奈、あんまり見せ場無かったしなぁ。と言うか、流石に星奈の自室の様子にはドン引きした。これは残念な娘過ぎる...!! 相変わらず元気一杯なお子様2人がお面白い。ドンドン小鳩が変わっていっているのが良いですね。最初は痛い娘だったのに、今となっては邪気眼でいる時間の方が短くなっているんじゃないかなぁ。また、新キャラも登場しましたが、これまた残念な娘で、このシリーズにはピッタリ。見た目は超美人なのにねー。 そして衝撃のラスト。前巻も衝撃だったけど今回も凄い。これは星奈のターンが来る予感がヒシヒシとします。次

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  • 10歳の保健体育 - まあいいか。

    Title : 10歳の保健体育 Author : 竹井10日 / Illust : 高見明男 ISBN:9784758041577 / 一迅社文庫 話題になっていたので購入。女子と見間違われる程に美形な男子高校生が主人公。ほぼ一人暮らし状態の家に、ある日10歳の女の子が押しかけてきた。曰く「今日からここの子供になります」との事で...。 壮絶に微妙。ギャグと言うかコメディと言うか、笑いのセンスが自分とは徹底的に合いませんでした。主人公とその元カノの幼馴染なお嬢様、どちらもキャラが残念過ぎる。ひたすらハイテンションな掛け合いが続くのですが、この部分が楽しめないと厳しいものがある...。一番マトモで大人な性格しているのが10歳の少女って。 ラストはちょっと良い話風味にまとめていますが、それまでの展開が展開だったので、なんだかなぁと言う気分が晴れず。結局最後まで楽しめませんでした。

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  • ほうかごのロケッティア - まあいいか。

    Title : ほうかごのロケッティア Author : 大樹連司 / Illust : しずまよしのり ISBN:9784094511789 / ガガガ文庫 いじめとか色々な理由で元の学校にいられなくなった生徒が集まる孤島の高校が舞台。主人公はクラスの人間関係を裏から調節する立場。そんなクラスに、主人公の過去を知る超美少女が転校してきて、彼女のためにとある理由からロケットを作るお話です。 宇宙を目指してロケットを作る。空を目指す話は基的にロマンがあって好きです。その意味では普通に楽しめたのですが、でも今ひとつ物足りなさを感じてしまいました。序盤、主人公がまるでゲームでもするかのように、クラスメイト達を裏から操って得意気にしているのが読んでいて気分良くなかったのもあるんですが...。人間関係とか、ロケット打ち上げのための理解を得る苦労とか、そういった部分では十分青春していて良かったです。

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  • アンシーズ 〜刀侠戦姫血風録〜 - まあいいか。

    Title : アンシーズ 〜刀侠戦姫血風録〜 Author : 宮沢周 / Illust : 久世 ISBN:9784086305051 / スーパーダッシュ文庫 第8回スーパーダッシュ小説新人賞・佳作受賞作。 主人公は転校したばかりの男子高校生。新しいに初めて訪れた途端、美少女が剣を振りかざして戦っている場面に遭遇。そのまま巻き込まれ、自らも戦う事になるのだが...と言うお話。 これだけなら普通の設定なんですが、この作品はここからが凄い。この戦いに参加するキャラは「アンシー」と呼ばれ、男気みたいなものを使って武器を作り、互いに争うのですが...「男を抜いた」キャラクタはどうなるのか? その答えは「女になる」です。武器を抜いている間は肉体的には女性となり、しかも武器を壊されると「男が折れて」、二度と男に戻れないと言う設定。 とにかく斬新な設定が凄い。この男女の性別観は良いのか? と、微妙

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  • 僕は友達が少ない - まあいいか。

    Title : 僕は友達が少ない Author : 平坂読 / Illust : ブリキ ISBN:9784840128797 / MF文庫J 平坂読の新シリーズ。 見た目ヤンキーで転校生な主人公と、美人だけど性格に難アリな同級生の女の子。とあるキッカケで互いに友達がいない事を知り、友達の作り方が分らない...と、友達を作る事を目的に立ち上げた「隣人部」に、これまた美人だけど性格大問題な同級生が入部。そんな3人を中心として、部室でワイワイ? 騒ぐラブコメです。 これは面白かったです。前作『ラノベ部』の様に短い話が何編か収録されているのですが、それぞれのネタが...なんつーか酷い。一体何度笑い転げた事か。使われているネタはゲームだったりラノベだったりするんですが、これが凄い事になってます。性格悪いヒロインが2人揃うとこーなるのか。特にギャルゲーの話と朗読の話は笑いが止まらなかった...。 ネ

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  • 中の下! 1 - まあいいか。

    Title : 中の下! ランク1. 中の下と言われたオレ Author : 長岡マキ子 / Illust : ごまえ ISBN:9784829134955 / 富士見ファンタジア文庫 第21回ファンタジア大賞・金賞受賞作。 聖☆ジュウゾー学園高校。変態と名高いこの高校には「カップル試験」なるものがあった。異性交遊を推奨し、文字通り恋人を作る試験で、今いる恋人とは強制的に別れ、1年の間に新たな恋人を作らなければならない。超絶ナルシストな主人公は、学年一の美少女と恋人となるべく行動を開始するが...と言うお話。 結構面白かったです。読み始めた序盤は、主人公の勘違いしたナルシストぶりが物凄く陶しくてどうしようかと思ったのですが...中盤から、学力、性格、容姿等でランク付けされる自分の魅力が「中の下」だと気付いてからは変貌。ナルシストな部分がなりを潜めると、普通に良いキャラですね。気遣いが出来

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  • 空色パンデミック 1 - まあいいか。

    Title : 空色パンデミック 1 Author : 田誠 / Illust : 庭 ISBN:9784047262874 / ファミ通文庫 第11回えんため大賞・優秀賞受賞作。 空想病。突如として空想に囚われ、現実との区別がつかなくなる。高校受験の日、そんな空想病の少女と出会った主人公のお話。 設定が凄かったです。空想病とは、自分で作った設定の世界に浸りきり、役になりきってしまう病気。要は中二病を当に病気にした感じですね。人だけが空想の世界に浸る「自己完結型」と、周囲の人間も空想の世界に巻き込まれてしまう「劇場型」と言うバリエーションがあり、世界中に患者がいると言う設定。中二病は良く聞く言葉ですが、それをさらに発展させた設定が見事。作った話が一段落すれば正気に戻るため、患者のそばには空想に合わせて話を進める役者まで配置されているとか、よく考えているなぁと思いながら読んでいました。

    空色パンデミック 1 - まあいいか。