ワーシャル–フロイド法(英: Floyd–Warshall Algorithm)は、重み付き有向グラフの全ペアの最短経路問題を多項式時間で解くアルゴリズムである。名称は考案者であるスティーブン・ワーシャル(英語版)とロバート・フロイドにちなむ(2人はそれぞれ独立に考案)。フロイドのアルゴリズム、ワーシャルのアルゴリズム、フロイド–ワーシャル法とも呼ばれる。 概要[編集] ワーシャル–フロイド法の概略は以下の通りである: 入力: (有向または無向)グラフ の各辺の長さ 出力:頂点 と頂点 を結ぶ最短経路を全ての に対して出力 計算量: アイデア[編集] 簡単の為 上のグラフ のみを考える。 を 以下の整数とし、 とする。 の 各頂点 に対し、 を に制限したグラフ上での から への最短経路を とする。(経路が無い場合は 「なし」とする。) とし、 を に制限したグラフ上での から への最短経
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