規制改革会議の第2次答申が、25日になされた。12月11日のコラムでふれた准保育士の提案はないが、保育士試験受験条件と指定保育士養成施設入学要件の緩和が盛り込まれている。 この内容が記述されているのは、保育関係にではなく「4、機会均等の実現(2)雇用・就労」の分野である。概要から原文を紹介する。 ① 保育士試験受験要件等の見直し ○子育て経験者等が保育従事する機会を拡大する観点から、保育士試験の受験用件について、高卒者及び中卒者に課せられている実務経験の対象範囲の拡大を検討する。 ○保育士養成入所について、家庭保育(保育ママ)経験を有する者は学歴にかかわらず入所可能にするなど、機会を検討。 これらを本文の項目だけを記述すると、 ①保育士試験要件等の見直し ア保育士世間受験要件における実務要件の見直し イ保育士養成制度全般の見直しについて として解説をしている。 保育士試験の高卒中卒の受験者