東京都の教育庁が、早期退職を勧奨するターゲットとして、障害者を家族にもつ教職員、育児中の教職員を挙げていたということが発覚している。 少子化対策だノーマライゼーションだと言っても、肩たたきという、この社会では人格を否定し社会的に排除をすることにする標的に、障害者がいたり、育児をしている職員を対象にするのでは、どうしようもない。 障害者を抱えたり、育児をしている人たちが、就職差別で苦しんでいる現実に手を貸しているのがほかならぬ役所だということは一生忘れてはならないことだと思う。差別糾弾をする団体の前だけ、オウム替えしに差別に反対だと言い繕って、本音ではこんなこと考えているというふうに考えたらよいのだろうか。なかなか根が深い。 なぜか高齢者の介護が例に挙がっていないのが不思議だ。障害者や育児が肩たたきの対象なら、高齢者介護も対象になるはずじゃないか。都教育庁のじじいどもは自分たちの近未来のこと