10月31日で閉鎖したハッピースマイル草加駅前園。定員47人のところ利用者は20人。駅や市役所に近い眼鏡店の2階にあった=草加市 首都圏を中心に「ハッピースマイル」の名称で保育所や放課後児童クラブを運営していた「エムケイグループ」(東京都豊島区)が倒産し、県内でも約二十施設が先月三十一日に閉鎖した。それから一週間、自治体は周辺の保育所を紹介したり、別会社が事業を引き継ぐなどで園児の受け入れは進んでいる。だが中には正式な事業者が決まるまでの暫定的な市直営だったり、保護者による自主的な取り組みで綱渡りの施設もある。突然の通告で保育の場が閉鎖されるという問題に、「企業参入に道を開いた行政の責任も大きい」と指摘する声も出ている。 さいたま市は独自の基準で「武蔵浦和ファーストタワー園」と「さいたま新都心園」の保育所二カ所を認証し、委託料を出していた。ゼロ〜五歳児二十九人を預かっていたさいたま新都心園
薬品をかけられた疑いのある盆栽の1つを見る清水勇人市長。枯れた「靖国」は同じ敷地内にある=15日午後6時すぎ、さいたま市北区盆栽町 さいたま市が購入した高級盆栽の一部に異常が起きている問題で、市は15日、新たに樹齢約800年のエゾマツの盆栽「靖国」(購入当時の評価額2200万円)の葉が枯れ落ち、回復の可能性は低い状態だと発表した。市は昨年4月から異変に気付いていたが「枯死したわけではなく養生中」として公表せず、6月定例市議会の委員会でも「枯れていない」と答弁を行っていた。 市文化施設建設準備室によると、盆栽「靖国」の管理を委託していた北区盆栽町にある盆栽園から昨年4月、「盆栽鉢の土の締まりがなく、土の中に虫がいる可能性がある」と市に報告があった。その後、園が養生のために別の鉢に移したところ、土の中から数十匹の虫の幼虫が見つかり、根部分が食われていたという。 根の損傷がひどかったため、園は回
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