今日は、A級順位戦 ▲屋敷9段 VS △渡辺竜王 の好カードがありました。 先手では、絶大なる勝率の屋敷9段が渡辺竜王をどう迎え撃つか興味があったのですが意外にもあっさり終わってしまいました。 研究合戦のうちに研究に穴があるといっきに形勢が傾いてしまうのです。今回も最近流行している矢倉91手組みになりました。なんと91手まで同手順が続くのです。91手といえばもう終盤戦です。どちらかに形勢が傾いているはずそれでもプロは指すのですから難解なのでしょうか? 91手組みの仕掛け前が下図です。 ここから ▲3五歩△同銀▲同銀△同歩▲1五歩・・・と仕掛けていくわけです。 手順は、棋譜データベースの渡辺VS豊島戦を参考にしてください。 http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=76131 そこで91手が終わったところが下図