シリアなど中東から16万人もの難民が欧州に殺到し、新たな懸念が生まれている。難民の中に、「イスラム国」の戦闘員が紛れ込んでいるのではないか、という疑惑が浮上しているのだ。陸から、海から、次々にやってくる難民一人一人の素性や身元を確認していくことは事実上、不可能。戦闘員たちが紛れ…
![4000人との報道も 難民に紛れ込む「イスラム国戦闘員」の恐怖|日刊ゲンダイDIGITAL](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5fbaac9cfc5b285ec930f8e32f1d1e468fbd78ee/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fc799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp%2Fimg%2Fcommon%2Fno_image.png)
【アンマン=吉村英輝、カイロ=大内清】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)を殺害したとする映像を公開したことを受け、ヨルダン空軍は5日までにイスラム国に対する空爆を強化した。事実上の報復とみられる。 ヨルダン政府幹部は、同国空軍が米国と協力の上、イスラム国が“首都”と称するシリア北部ラッカで空爆を始めたと地元メディアに明らかにした。ラッカ周辺はカサスベ中尉が空爆したと伝えられる地域で、幹部は「中尉殺害を受けた空爆だ」という見方を示した。 また、イラクからの報道によると、ヨルダン軍は5日までにイスラム国の拠点都市であるイラク北部モスル周辺を空爆し、イスラム国の指揮官を含む少なくとも55人が死亡したもようだ。 ヨルダンのアブドラ国王は5日、カサスベ中尉の出身地である同国中部カラクを訪れ、中尉の父らと面会し弔意を表した。国王は中尉を殺
安倍晋三首相は1日午前6時40分ごろ、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる犯行グループが後藤健二さん(47)を殺害したとする動画が配信されたことについて「政府として全力で対応してきたが、誠に痛恨の極みだ。非道、卑劣きわまりないテロに強い怒りを覚える」と述べ、犯行グループに強い非難を表明した。さらに「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈することは決してない」と訴えた。 【第一報】後藤さん殺害か動画公開 政府は確認急ぐ 首相官邸で記者団に語った。首相は「湯川遥菜さんに続き、後藤健二さんを殺害したとみられる動画が公開された。ご家族のご心痛を思うと言葉もない」と目に涙を浮かべた。 犯行グループは、首相が表明した難民支援などの中東支援策2億ドルを非難してきたが、首相は「テロと戦う、日本の国際社会での責任を毅然(きぜん)と果たしていく」
トルコ南部のアクチャカレ・スレイマンシャフ避難所には、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=IslamicState)の本拠地シリア北部ラッカなどを追われた難民の怒りと不安が渦巻いていた。アサド政権による無差別攻撃、反体制派武装勢力の分断統治、ISによる恐怖の支配−−。延々と続く暴力に疲れた人々がいま懸念するのは、米軍主導の対IS空爆が生み出すさらなる憎悪と戦闘の拡大だ。【アクチャカレ(トルコ南部)大治朋子】 【タイムライン】「イスラム国」日本人人質事件 シリア北部と接するアクチャカレ国境検問所から北へ車で約10分。1月29日夕に訪ねた避難所で暮らすアブサダムさん(63)は「3階建ての自宅が、アサド政権軍の砲撃で破壊された。敵も味方もない、無差別の殺害だった」と吐き出すように言った。ISの「首都」と称されるラッカ出身。戦闘が激化した2012年末、12人の子供とその家族の計30人で故郷を
フリージャーナリストとその家族を支援する国際団体「ローリー・ペック・トラスト」(本部・ロンドン)は1月29日、イスラム系過激派組織「イスラム国」(ISIL)に捕らえられているジャーナリスト後藤健二さんの妻の手記を。 ALEPPO, SYRIA - JANUARY 29 : A frame grab taken from a footage on October 24, 2014, shows Japanese journalist Kenji Goto Jogo, one of two Japanese hostages captured by Islamic State of Iraq and Levant (ISIL), gives an interview in northern Mari district of Aleppo, Syria. (Photo by Huseyin Na
操縦士殺害警告=女死刑囚「29日日没までに」移送を―後藤さん音声? ・人質事件 時事通信 1月29日(木)8時57分配信 【アンマン時事】過激組織「イスラム国」を名乗るグループに拘束されているフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)とみられる新たな音声メッセージが29日に投稿され、イラク時間同日日没(日本時間同日深夜)までに女死刑囚がトルコ国境に移送されなければ、ヨルダンのパイロットは直ちに殺害されると警告した。後藤さんの画像・映像は添付されていない。 イスラム国とみられるグループは27日の声明で、「24時間」の期限を設け、死刑囚と後藤さんの「1対1」の交換を要求。期限経過後に声明を出したのは初めて。岸田文雄外相は29日午前、音声メッセージについて「そういうメッセージが出ていることは承知している」と述べた。 ヨルダン国営テレビは28日、イスラム国に拘束されたヨルダン空軍パイロットのム
自衛隊邦人救出に限界=安保法制整備でも 過激組織「イスラム国」とみられるグループに邦人が拘束された事件を踏まえ、安倍晋三首相が自衛隊による在外邦人救出に意欲を示している。政府は集団的自衛権の行使を柱とする安全保障関連法案に自衛隊の邦人救出活動を盛り込み、今国会での成立を期す。ただ、法案が成立してもイスラム国のようなテロ組織との交戦が想定される場合には海外での武力行使に当たるため、自衛隊による邦人救出は難しいとみられている。 首相は25日のNHK番組で、「海外で邦人が危害に遭った時、その邦人を自衛隊が救出するため、現在は自衛隊が持てる能力を十分に生かすことはできない。今回、法整備を進めていく」と強調した。 現行法で自衛隊は、海外で災害や騒乱に巻き込まれた邦人の輸送活動を行うことができる。昨年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定では、「武器使用を伴う在外邦人の救出についても対応する必要があ
「日本人はなぜ席を譲らない?」とツイートしたら「レディーファーストって意味不明」と猛反発された【令和ヒット記事】 BUSINESS INSIDER JAPAN 1/4(土) 12:10
日本では湯川さんの殺人を単に「殺害」 英字メディアでは「頭部切断」と残虐さに踏み込むところも J-CASTニュース 1月26日(月)18時55分配信 イスラム国に拘束されていた湯川遥菜さん(42)が殺害されたとみられる写真が公開されたことを受け、世界各国の首脳が続々と非難声明を発表している。日本政府は、殺害を「言語道断の許しがたい暴挙」と表現しているのに対して、欧米首脳は「残酷な殺害」「蛮行」と、さらに表現が強い。 この背景には、日本では湯川さんの「処刑」を単に「殺害」と表現するケースが大半なのに対して、英字メディアでは「頭部切断(beheading)」などと殺害の残虐さに踏み込んだ表現をしていることがあるとみられる。 ■日本政府の表現は「言語道断の許しがたい暴挙」 拘束されている後藤健二さん(47)が、湯川さんが写った写真を持つ動画の存在が明らかになったのは、2015年1月24日の
共産党の衆院議員、池内さおり氏がツイッターでの発言が不適切だったとして謝罪した。 イスラム過激派組織「イスラム国」に日本人2人が人質とされた件で安倍政権の対応を批判したが、イスラム国に対する非難は一切ないのはおかしいと、ツイッターユーザーから指摘を受けた。 ■「安倍政権の存続こそ、言語道断」 イスラム国が、日本人2人の人質のうち湯川遥菜さんを殺害したとみられる。インターネット上に配信された動画には、後藤健二さんとされる男性が1枚の写真を持ち、そこには湯川さんが横たわる姿があった。菅義偉官房長官は2015年1月25日深夜に緊急記者会見を開き、「このような行為は言語道断の許し難い暴挙であり、強く非難する」との声明を出した。安倍晋三首相も同様のコメントを残した。 池内議員が、これにかみついた。声明発表後にツイッターで「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない」と怒りをあらわにし、こ
◇地元英字紙報道 「2対2」可能性も 【キリス(トルコ南部)大治朋子、カイロ秋山信一】ヨルダンの地元英字紙ヨルダン・タイムズ(電子版)は26日、イスラム過激派組織「イスラム国」が昨年12月に身柄を拘束したヨルダン軍パイロットの解放条件として、24日に公開された映像でフリージャーナリストの後藤健二さん(47)の解放条件としても名前を挙げたヨルダンで収監されている女性死刑囚の他に、テロ容疑で同国に収監されている男性死刑囚の釈放も求めていると報じた。交渉は「イスラム国」側が拘束している後藤さんとヨルダン軍パイロットの2人と、ヨルダン側2人の死刑囚との2対2の交換で行われる可能性がある。交渉が複雑化し、長期化する可能性もある。 ヨルダン・タイムズやアラブメディアによると「イスラム国」が女性死刑囚とは別に釈放を求めているのはジヤド・カルブリ死刑囚。イラク西部出身で、2005年5月、イラクでのヨル
「イスラム国」が運営するラジオは25日のニュース番組で、「イスラム国」が警告通りに日本人の人質1人を殺害したと伝えた。ニュースは「イスラム国」が24日に音声付き画像を公開したとし、画像に写った日本人人質の発言を引用して「湯川(遥菜)さんは殺害された」と説明した。 このニュース番組は25日にインターネット上に投稿された。男性アナウンサーが、「『イスラム国』が土曜日(24日)に公表した画像に『湯川さんは殺害された』と語る日本人人質が写っている」とトップ項目で伝えた。 アナウンサーは「『イスラム国』は、日本に与えた猶予期間の終了とともに日本人人質の1人を殺害した」と述べた。後藤健二さんの名前には言及せず、「2人目の人質は、自分の解放と引き換えに、ヨルダンの刑務所にいるサジダ・リシャウィ(死刑囚)を釈放するよう日本政府に圧力をかけてほしいと家族に求めている」と続けた。 このラジオ局は「イスラ
中東の過激派組織「イスラム国」の矛先が日本に向けられた。拘束中とみられる日本人男性2人の身代金は2億ドル。人質の殺害を警告するビデオは、中東歴訪中の安倍晋三首相がイスラム国対策を打ち出したその時を見計らったかのように発せられた。イスラエルとパレスチナのどちらにも偏らない「中立外交」でアラブ・イスラム世界からも信頼を得てきた日本だが、台頭する過激主義の挑戦に真正面から向き合うことになった。 「身代金を支払わなければ、人質は殺害される。交渉など無意味だ」。イスラム国の内情を知るシリア人男性は20日、毎日新聞の電話取材にそう断言した。 公開された約1分40秒の殺害予告ビデオは、安倍首相が16日に開始した中東歴訪を受けて製作された可能性が高い。冒頭ではNHKの国際放送の映像が流れ、安倍首相が最初の訪問地カイロで「テロや大量破壊兵器を当地で広がるに任せたら、国際社会に与える損失は計り知れません」
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