「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表が2日、「政権交代こそ野党連携の最大の目的」と題した談話を突然発表した。選挙で勝つためならどんな手でも使う小沢氏らしく、野党は来年夏の参院選を「統一名簿」で戦うべきだと主張している。もはや過去の人でしかない小沢氏だが、最近は共産党に近づいて野党連携を仕掛けようとしており、「壊し屋」はまだまだ懲りていないようだ。 小沢氏は談話で、安全保障関連法を成立させた安倍晋三政権を批判した上で「今回の違憲立法がまかり通れば、また戦前の昭和史と同じことを繰り返しかねない」と持論を展開し、政権交代の必要性を説いている。 「政権交代を目指さない野党連携は子ども遊び」と言い切り、野党が結集した新党結成の必要性を強調した。ただ、現実的ではないことを認めた上で、次善の策として野党各党の候補が「統一名簿」方式で戦うべきと主張している。 小沢氏によると、「統一名簿」方式と
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