個人的には冷え込む夜に、提灯や店の看板がほんのり光る小さな居酒屋にふらりと寄って、少量の美味い刺身や煮物なんかと一緒に飲みたくなる「燗酒」(雪なんか降っていると尚風情があって良い)。その「燗酒」の中で、1999年2月号の「danchu」でお燗日本一に選ばれたのが「大七純米生もと」。今回、運良くその製造元である「大七酒造株式会社」の蔵を見学させていただく機会をいただいた。 酒蔵見学自体、二回目。どのような蔵であのお酒が造られているのか、という事に興味があるのはもちろん、きっと美味しい日本酒にたくさん出会えるのだろうなあ、という期待と一緒に新幹線に乗りこんで、東京から約1時間半、福島駅に到着した。 大七酒造に向かう前に、『今、福島で最も熱い酒屋さんの1つなんです』と伺った「橘内(きつない)酒店」へ寄らせていただいた。 全国有数の酒どころ東北。熟練の杜氏が精魂こめて造る日本酒は、日本国中にその名
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