社会人になって初めて買った車は、10万年落ちのトヨタのスターレットGTターボという中途半端なスポーツカーだった。 この車にはターボボタンがあり、ポチッとするとエンジンの回転数が上がって速くなるという所に、厨二心をくすぐられて思わず買ってしまった。スターレット=小さな星という名前も、まだ自分の輝く未来に夢を抱いていた青年のワタクシにピッタリだった。 しかし、その車は納車された次の日にエンジンルームから異音と白煙をあげ、中古車屋と大揉めに揉める騒動を巻き起こすこととなる。 アンニョイな午後。いつものようにバイトに先に向かって車を走らせ、鼻毛を抜きながら信号待ちをしていると、”ゴツッバキッ”という大きな音が後方から響いた。 何事かと思って後ろを振り向くと、バイクがワタクシの愛車ポルポル君のお尻に突き刺さっていた。 運転していたニーチャンが手を垂直に顔の前に立てて、ゴメンポーズをしながら、そのまま
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