毎年,文科省の『全国学力・学習状況調査』が実施されていますが,子どもの学力を測る指標として最もよく使われるのは,各科目の平均正答率です。 しかし,もう一つ面白いメジャーがあります。それは,無解答率です。思考を放棄して,解答欄を空白で出す者の割合ですが,知識を問うA科目よりも,知識を活用させるB科目で,この比率は高くなっています。 考えるのが面倒くさい,ということでしょうね。B科目の問題は結構ひねられており,対象の児童・生徒に考えさせる問題となっています。2014年度の小学校6年生の国語Bでは,以下のような設問が盛られています。詳細は,下記サイトでご覧ください。
![無解答率](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6f18b63e9583467cba0df9671ce3b80897670eb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2F1.bp.blogspot.com%2F-OnecNX4642k%2FVc56O-G5UvI%2FAAAAAAAAIVs%2FrBukFLogW5g%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2F%2525E7%252584%2525A1%2525E5%25259B%25259E%2525E7%2525AD%252594%2525E2%252591%2525A0.png)