(岩渕キャスター) 不登校を経験した若者がその後どうしているのかを尋ねた調査がまとまり、先日文部科学省の専門家会議に報告されました。自分が不登校だったころのことやその後をどう振り返っているのでしょうか。早川信夫解説委員に話を聞きます。 Q1.最近の学校はいじめばかりが話題になりますが、不登校はどうなっているのですか? A1.不登校の小中学生は、2001年をピークに減ってはいますが、このところほぼ横ばいで、今も全国で12万人近い小中学生が長期間学校を休んでいます。今後の対策を考えるヒントにしようと、文部科学省は2006年に中学校3年生で長期間学校を休んでいた生徒の5年後、20歳に差しかかった時点で追跡調査を行いました。アンケートに答えたのは全国で1604人。集計結果が先日開かれた専門家会議で公表されました。 Q2.調査結果からどんなことが見えてきたのでしょうか? A2.3点あげたいと思