●サイト管理の専用ツール ~ASP.NET Web Application Administration~ ASP.NET Web Application Administrationは、ASP.NETアプリケーション開発に際してよく使用する管理項目の設定をブラウザ上から行えるようにしたものだ。VS 2005のメニューから[Webサイト]-[ASP.NET構成]を選択するか、IIS経由で以下のURLをリクエストすることで起動することができる。
連載:.NET中心会議議事録 第6回 デベロッパーでもできる! UX向上手法 デジタルアドバンテージ 一色 政彦 2011/10/17 今回のテーマは「デベロッパーでもできるUX向上手法」。デザイナーにしかできない仕事だと思われがちなUX(ユーザー・エクスペリエンス)の向上について、デベロッパーの視点を中心に講演やQ&Aが行われた。セミナーの構成は、下記のとおり。 基調講演『社会と繋がるためのUX』: 50分。詳細後述。 UXセッション『XAMLで学ぶレイアウトスキル』: 30分。詳細後述。 Q&Aセッション『識者・経験者に聞く、デベロッパーでもできるUX向上手法』: 85分。本セミナーに寄せられた質問をモデレータが発表し、パネリストが回答。 懇親会: 45分。来場者と登壇者が軽食&ドリンクをとりながら、意見を交換。 本稿では、基調講演および各セッションのUstream中継の動画を視聴・閲
前回では、データベースから取得したレコードの入れ物となるデータセット(およびデータテーブル)について解説しました。今回はデータベースとデータセットの橋渡し役となるテーブルアダプタ(TableAdapter)について解説します。 このテーブルアダプタは.NET Framework 1.xのころにはなかったVisual Studio 2005の新しい機能で、アプリケーションのデータベース・アクセスにかかわる処理をすっきりとまとめることができます。 テーブルアダプタとは? テーブルアダプタは、データベースのテーブルからレコードを取得し、取得したレコードをデータセット内のデータテーブルに格納する機能を持ったコンポーネントです。 実際には次の図のように、テーブルアダプタがデータベースに対してSELECT文を発行し、その結果(通常は複数のレコード)をデータテーブルに挿入します。前回でも述べたように、典
Entity Framework概要 Visual Studio 2008 SP1(以降、VS 2008 SP1)によるアップデートでは、新たなデータアクセス・テクノロジとして「ADO.NET Entity Framework」(以降、Entity Framework)が追加された。本稿ではこのEntity Frameworkの概要と、その活用方法について解説する。 ■Entity Framework登場の背景 Entity Frameworkの中身を解説する前に、まずはデータアクセスにおける従来技術の問題点について確認しておこう。 現在では、オブジェクト指向プログラミングとリレーショナル・データベース(RDB)を組み合わせた開発は一般的な方式である。しかしながら、オブジェクト指向により抽象化したオブジェクト・モデルとデータベースのテーブル構造とは、そもそもの構造が異なる。 オブジェクト指
XMLマスターへの道 ~「XMLマスター:ベーシック」試験対策~ 最終回 XML Schema―型の再利用と名前空間 内藤一彦 NRIラーニングネットワーク株式会社 2004/4/2 前回「第14回 XML Schemaを利用したスキーマ定義」では、要素や属性の宣言、子要素を持つ要素構造(complexType:複合型)の宣言を中心に、XML Schemaでの基本的な定義方法を説明しました。最終回となる今回は、型の再利用(制限や拡張)ができる機能を使って、ユーザー定義単純型(組み込みデータ型に最小値や最大値などの制限を設ける)の定義方法と、XML Schema文書での名前空間の利用、またその場合のXML文書とXML Schema文書の関連付けの方法を解説します。 前回、予習問題として下記の問題を出題しておきました。この問題を解くための解説をした後、解答を示します。
連載:Team Foundation Server 2010入門 第1回 Team Foundation Server 2010を導入しよう WINGSプロジェクト りばてぃ(監修:山田 祥寛) 2010/05/25 去る4月21日、ついに新しいVisual Studio 2010(以下、VS 2010)シリーズがリリースされた。パッケージ販売こそまだ先ではあるが、MSDNサブスクライバー向けの提供や評価版のダウンロードなどは始まっており、すでに利用されている読者諸氏もいることだろう。 VS 2010や同時にリリースされた.NET Framework 4に、どのような機能が用意されているかは、すでに解説記事として「特集:次期Visual Studio 2010と.NET Framework 4.0の新機能」や「ScottGu氏のブログより」などがあるので、そちらをご覧いただきたい。 本稿で
信頼性が高いとされるジャーナリングファイルシステムだが、ジャーナルによって何が保護されるのかを理解していないと、とんでもない落とし穴にはまってしまう。今回は、ジャーナリングファイルシステムの総論とそのほかの各種技術について解説する。(編集局) ジャーナリングファイルシステム Linuxではカーネル2.4以降、ext3、ReiserFS、JFS、XFSなど複数の「ジャーナリングファイルシステム」がカーネルに追加された。Linuxでジャーナリングファイルシステムが必要とされている背景には、Linuxがエンタープライズを志向するに伴ない、大容量記憶装置の利用によるデータの安全性、起動時のfsck時間短縮などの要求が高くなってきたことが挙げられる。 ジャーナリングファイルシステムとは? 「ジャーナリング」は、ジャーナル(またはログ)と呼ばれるデータを定期的に記録する技術で、もともとはデータベースで
プログラムの実行はどのようにして行われるのか、Linuxカーネルのコードから探る (2017/7/20) C言語の「Hello World!」プログラムで使われる、「printf()」「main()」関数の中身を、デバッガによる解析と逆アセンブル、ソースコード読解などのさまざまな側面から探る連載。最終回は、Linuxカーネルの中では、プログラムの起動時にはどのような処理が行われているのかを探る エンジニアならC言語プログラムの終わりに呼び出されるexit()の中身分かってますよね? (2017/7/13) C言語の「Hello World!」プログラムで使われる、「printf()」「main()」関数の中身を、デバッガによる解析と逆アセンブル、ソースコード読解などのさまざまな側面から探る連載。今回は、プログラムの終わりに呼び出されるexit()の中身を探る VBAにおけるFileDial
今回からiptablesの具体的な設定を解説する。iptablesの使い方はやや複雑だが、理屈を理解すれば難しいものではない。前半で紹介する知識を利用して、まずはNATを実現しよう。 前回はiptablesを使用するためのカーネル再構築とルールの設計を行いました。これを基にファイアウォールを構築していきます。今回はiptablesの概要とNATの設定を行いましょう。 なお、前回紹介したルールはあくまでも参考なので、実際には自分の環境に合わせて作成してください。ただし、ルールの作成方法は基本的に変わらないので参考になると思います。 iptablesの仕組みと機能 これから本格的にファイアウォールを構築していくわけですが、その手段であるiptablesを理解していなければ目的を達することはできません。少々回り道になりますが、iptablesについて学んでおきましょう。 iptablesを理解す
前編では、Windows XPで追加されたコマンドについて表形式でまとめて紹介したが、今回と次回では、それらのうち、主要なコマンドについて実例を示しながら、より詳しくみていくことにする。 ディスクやファイルを操作するためのツールといえば、あまり凝ったGUIは不要なので、コマンドラインのツールが活躍する分野である。ぜひとも使いこなしていただきたい。 ■bootcfg.exe――ブート環境の設定 Windows XPのブート情報を設定するファイルであるBOOT.INI(通常はC:\BOOT.INIに置かれている)の内容を編集するコマンドである。[マイコンピュータ]アイコンの右クリックで表示される[システムのプロパティ]-[詳細設定]-[起動と回復]でもほぼ同等のことが行えるが、すべてコマンドラインから操作できるのが特徴である。 また、これは他のユーティリティにも共通するところが多いのだが、“/
インターネットの重要な基盤技術の1つであるDNSに対して新たな攻撃手法が公開され、その安全性が脅かされている。DNSにセキュリティ機能を提供するための技術であり、普及が進んでいるDNSSECについて、仕組みと運用方法を紹介する。(編集部) インターネットを支えるDNSとは インターネット上では、通信するコンピュータを特定するためにIPアドレスを使用する。しかし、数字のみで構成されるIPアドレスは人間にとって扱いづらいため、覚えやすいように名前を付ける方法が考案された。 このとき、人間が使用する名前(ドメイン名)とコンピュータが使用するIPアドレスを対応付ける仕組みが必要になる。この役割を担うのが、ご存じDNS(Domain Name System)である。 DNSSEC導入の背景——カミンスキー型攻撃 DNSは、インターネットの爆発的な普及に伴うドメイン名利用の急速な拡大にも対応し、インタ
前回は64bit版Windows OSについて、利用可能なメモリ容量の点からそのメリットをいくつか取り上げてみた。今回は、32bitアプリケーションを実行可能にするWOW64と、64bit CPUやWin64アプリケーションのプロセスモデルについてみてみよう。 WOW64:32bitコードを実行するための仕組み WOW64(Windows 32bit emulation on Windows 64bit)は、64bit Windows OS上で32bit Windowsアプリケーションの実行環境をエミュレーションするためのシステムである。64bit版Windows OSのカーネルは、もともとWin64というネイティブなAPIセットしかサポートしておらず、32bitや16bitのAPI(Win32やWin16)は持っていない。だがこれでは従来のアプリケーションを利用できないので、Win32ア
マイクロソフトは、Windows 95のとき以来、主に上級ユーザーを対象として、通常では行えないWindowsの各種設定や、便利なツール群をまとめたPowerToysと呼ばれるツール集をインターネット上で無償公開している。このPowerToysのWindows XP対応版は、すでに以下の米Microsoftのサイトで公開されており、無償でダウンロードできる。 米MicrosoftのWindows XP版PowerToysのページ このPowerToysは、2002年1月初旬からダウンロード・サービスがいったん停止された。理由は不明だが、何らかの不都合を修正するためと思われる。そして2002年4月23日より、ダウンロード・サービスが再開された。従来公開されていたPowerToysにも明示的なバージョンは付されていなかったし、再公開されたものにもバージョンは付いていないので、バージョンアップと
Objective-C初心者のための入門連載です。Objective-Cとは何かの基礎知識から、さまざまな基本構文/文法(変数、データ型、nil、配列、プロパティ、アクセサ、クラス、スーパークラス、ルートクラス、サブクラス、ポインター、メソッド、インスタンス、リンク、ラッパークラス、コンパイラディレクティブ、id、メッセージ式、文字列操作、forなどの繰り返し(ループ)、列挙子、ディクショナリ(連想配列)、高速列挙、オブジェクト指向、継承、プロトコル、多重採用、セレクター、クラスクラスター、カテゴライズ、カテゴリ、メモリ管理、ガベージコレクション、参照カウンターなど)を、書き方が分かる豊富なサンプルコードとともに解説します。
システムやネットワークセキュリティに役立つテクニックとヒント集 ■Explorerを別のユーザーとして実行する(2004/10/6) コンピュータを使用する場合には、通常時は権限が制限されたユーザーでログインし、必要なときにだけ管理者権限でプログラムを実行するのが一般的である。必要な時に管理者としてExplorerやコントロールパネルを開く方法を紹介する…… ■QuickMLでメンバーを容易に追加できないようにする(2004/10/6) QuickMLは手軽にメーリングリストを構築できるRubyプログラムだ。簡単に参加者を追加できるため、攻撃を受ける可能性がある。設定ファイルを変更し、簡単にユーザーを追加できない方法を紹介する…… ■TCPポートをノックしてコマンドを実行するknockd(2004/10/6) knockdは、特定の順序でTCPポートやUDPポートをノックすると、あらかじめ
解説 ネットワークの管理やトラブルシューティングをする場合、あるIPアドレスが使用されているかどうかを調査したいということがある。例えば新しいマシンを導入するのでIPアドレスを新たに用意したいのだが、実際にそのIPアドレスが空いているかどうか(他のマシンによって使用されていないかどうか)を事前に調査しておきたいというような場合だ。 これとは逆に、本来ならば割り当ての対象とはしていないはずのIPアドレスが、LAN上のいずれかのマシンで使用されている場合もある。そのような(管理外の)マシンを見つけるためにも、IPアドレスが使用中かどうかが分かると便利である。 ●DHCPサービスで全てのIPアドレスを管理できるか? 現在では、IPアドレスの割り当てには、DHCPサービスを使うのが一般的であり、管理外のIPアドレスが割り当てられてしまう可能性は少なくなっている。しかしDHCPサーバーは、自身が割り
2009/09/07 毎年夏に開催される軽量プログラミング言語(LL:Lightweight Language)をテーマにした「LLイベント」。第7回目となる「LLTV」が、2009年8月29日に東京・中野で開催された。この記事ではプログラムの一部、「大改善!!劇的ビフォーアフター」をレポートする。前編では、Rubyによるfortuneコマンドの“増築”と、Firefox拡張によるslコマンドの実装というネタ系発表をレポートした。中編となる本記事では、C言語にLisp風のマクロを取り入れ、lsコマンドのソースコードを約半分に“修繕”する匠の技をレポートする。後編では、売り場業務が滞りがちだった販売管理システムをbashコマンドで“建て直した”という劇的ビフォーアフターの発表をレポートする。 Cで書かれたlsのソースコードの問題点 「Real/Macro Metaprogramming On
TCP/IP関連のトラブルシューティングを行う場合に、必ずといってよいほど使うコマンドとして「netstat」コマンドがある(実行ファイル名はnetstat.exe)。このコマンドは、主にTCPの通信状態を調べるためには必須であり、ぜひともその使い方をマスターしておきたい。 netstatの基本――通信中のTCPコネクションの調査 netstatコマンドの最も基本的な使い方は、通信中のTCPコネクション(TCP接続)の状態を表示させることである。このコマンドを実行すると、ローカルPCのTCP/IPプロトコルスタック上において、現在アクティブになっているTCP通信の状態を表示できる。 ●「TCP」とは? 「コネクション」とは? TCPとは、2つのアプリケーション間で、信頼性のある通信路(コネクション)を開設し、お互いにデータなどをやりとりするための機能である。通信するアプリケーションは、同一
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