C# 3.0から自動プロパティが実装され、フィールドの定義を省略できるようになりました。これはとても便利なのですが、getter/setterを書かないため、ブレークポイントが張れないという問題がありました。 通常のプロパティでは下図のようにget/set内でブレークポイントを設定すると、プロパティが参照された時にプログラムの実行を中断することができます。 しかし、自動プロパティでは同様のことができません(と思っていました。ググっても出てこないし)。 まあいざとなれば必要なときだけフィールド追加すればいいか……と思っていたのですが、暇だったので実験してみたら関数ブレークポイントでならちゃんと止まる事がわかりました。関数ブレークポイントはメインメニューの[デバッグ]-[ブレークポイントの作成]-[関数でブレーク]もしくはブレークポイントウィンドウの[新規作成]ボタンで追加することができます。